不当解雇・団交拒否めぐり日本郵便の不当労働行為が確定、まんが

2019年9月26日

月刊『労働運動』34頁(0354号17/01)(2019/09/01)

不当解雇・団交拒否めぐり日本郵便の不当労働行為が確定、まんが

晴海郵便局 不当解雇・団交拒否めぐり日本郵便の不当労働行為が確定!

日本郵便会社・晴海郵便局による郵政非正規ユニオン組合員・奥野明子さんの雇い止め解雇と団交渉拒否をめぐる裁判で、東京高裁は一審東京地裁判決を破棄し、日本郵便会社による団交拒否の不当労働行為を認定する逆転判決を7月 11 日付で出しました。郵便会社は最高裁への上告を断念し、この判決が確定しました。
奥野さんは2012年、 通勤途上災害の交通事故で負傷し、これが労災として認定され、しかも回復したら職場復帰する意思を何度も表明していましたが、会社は、「勤務実績がない」などとして一方的に雇い止め解雇したのです。郵政非正規ユニオンが解雇撤回を要求して団体交渉を申し入れると会社側はパワハラ発言を行ったあげく、団交の場から逃げ出したのです。
東京都労働委員会に解雇撤回と団体交渉を求めて訴え、団交拒否の不当労働行為が認定され、中央労働委員会でも団交拒否の不当労働行為が認定されました。その後、東京地裁は会社側主張を認める不当な判決を出しましたが、それが高裁でくつがえったのです。

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編集後記

8月は本当に熱い夏でした。8・5~6ヒロシマ闘争、8・9ナガサキ闘争、8・12集会、そしてアジアでは香港の闘い、日韓関係をめぐり国際連帯が問われる夏でした。関生支部弾圧粉砕と国鉄決戦を軸に改憲阻止へ、11月集会に向け新たなスタートを切る時です。
(AY)

記事,郵政/全逓0354

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