JP労組第15回定期全国大会に向けて

郵政部会ビラ220601

団結破壊の強制配転に絶対反対! 分断をもたらすスキル評価を廃止に! 雇い止め解雇撤回!

大会議案では、職場の課題が提起されていません。この間、土曜休配-翌日配達体制の廃止に伴う深夜勤廃止で職場は大混乱です。圧倒的人員不足の中での大規模配転は、業務が回らないほどの混乱をもたらしました。
それでも何とかやれているのは、現場の労働者の並々ならぬ努力の賜物です。しかし人間のやることには限界があります。限界を超えた時に事故は起きます。毎日が事故と隣り合わせの状態です。この切実な現場の声こそ、組合大会の主要な議題になるべきです。東京・芝局では深夜勤廃止に伴い、昼間帯への異動(晴海局⇒芝局)先で雇止めがありました。これこそ、組合大会の議題にするべき問題です。
議案では「シンプルな賃金・手当制度」への見直しと書かれていますが、「頑張った者が報われる」と称して導入された新人事・給与制度、スキル評価制度の総括が求められるべきです。職場で“頑張っていない者”など一人もいません。賃金は、そもそも生活給なのです。議案冒頭には、“終身雇用-年功賃金の廃止が世の流れ”と書かれています。職場の6割が非正規雇用の現実。本部は「経営状況の厳しさもあって進められた」と言っています。旧労契法20条裁判の最高裁判決に伴う労働条件見直しについては、「財源」をどこから出すかと、まるで経営者のようなものの言い方です。
労働組合は、すべての労働者の利益を代表して闘う組織です。厳しい現実を「世の中のせい」にしてはなりません。労働者が団結して世の中も変えるのが労働組合の意義です。職場から大会に向けた討論をつくり、分会・支部を通して意見を反映させていこう。(詳しくは添付ビラを参照してください)

全国労働組合交流センター郵政労働者部会(6月1日)

郵政/全逓

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