関西生コン支部とともに反転攻勢へ! 関生支援東京の会第4回総会に集まろう!

(写真は2月18日に行われた関西生コン弾圧を許さないデモ/東京・杉並)

弾圧はねかえし反転攻勢へ

3 月 6 日、大阪高裁は関西生コン弾圧事件のうちいわゆる和歌山事件について、不当にも有罪判決とされていた和歌山地裁判決を破棄し、武谷書記次長をはじめ 3 名全員に逆転無罪判決を下しました。関生支部の不屈のたたかいと団結が勝ち取った決定的勝利です! 関生支部はこの勝利判決を受け、ただちに「反転攻勢に打って出る」ことを宣言しています。たたかえば勝てる!

すべての事件がでっち上げであり無罪だ

裁判所も無罪と認めざるをえなかった今回の「事件」とは、闘う労働組合の団結した闘いに追い詰められた国家権力中枢が、「関生をつぶせ」と襲いかかりデッチ上げたものです。警察・検察・裁判所がグルとなり、ゼネコンやセメントなどの大資本の意を受けて露骨な労働組合つぶしにうってでてきたきたものです。
和歌山事件が無罪ならば、一連のすべての事件が無罪以外ありません。関生支部・湯川委員長に対する「4 年の実刑」判決をはじめすべての弾圧を打ち砕きましょう。

<和歌山事件の控訴審判決で逆転無罪>
和歌山事件の控訴審判決の中で、 和田裁判長は武谷書記次長ら組合役員 3 人へ逆転の無罪判決を言い渡した。 一審和歌山地裁は、 懲役 1 年 4 月~10 月、 各執行猶予 3 年としていたが、 これをことごとく破棄した。
控訴審判決は 「一審判決では 2017 年の事件の発端となった原因を軽視 ・ 見落としている」 と批判。 さらに控訴審判決は、 関生支部が産業別労働組合として組織され、 産業別の運動に取り組んでいることを認定し、 雇用関係がないことだけを理由に労働組合の正当行為を認めなかった一審判決を却下。 業界団体である和歌山広域協組は労使関係の当事者足りうるとした。 本件当日、 並行して行われた事務所前街宣については、 同協組の名誉を毀損するものとして若干行き過ぎもあるとも言えるが」、 憲法 28 条と労組法 1 条 2 項の適用あるいは類推適用があるので、「違法性は阻却される」 とした。

戦争に突入する岸田政権を打倒しよう

岸田政権はウクライナ戦争に参戦し、中国への侵略戦争に突入しようとしています。G7 広島サミットとはそのための「戦争会議」にほかなりません。この岸田政権との労働組合をめぐる全面的激突が始まっています。
なんと、連合のメーデーには岸田が出席し、岸田を守るために参加者の手荷物検査が行われました。連合幹部は完全に岸田や経団連の手先となり果てています。それが 23 春闘で岸田や経団連が叫んだ「賃上げ」の正体です。

絶対反対でたたかう中に勝利がある

関西生コン支部や動労千葉を先頭に、今こそ闘う労働組合をよみがえらせましょう。戦後、労働者が引き継いできた「戦争だけは絶対にくり返してはならない」という意志は強固です。
さらに動労千葉を先頭に闘ってきた「国鉄 1047名解雇撤回」の闘いは、今も労働者人民の中に明々と息づいています。
「絶対反対」で闘う中に勝利の展望と、未来への希望があります。

<関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会 第4回総会>

◇6月4日(日)午後2時開会 ※開場は午後 1 時 30 分

◇ところ:新小岩地区センター・4F ホール
葛飾区新小岩 2-17-1 TEL03-3653-7151

*会員でない方でも参加できます。

◇講演 金元重さん(元千葉商科大学教授)
「韓国 ・ ユンソンニョル政権の組合弾圧と建設労組の闘い」(仮題)

◇特別報告 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部

資料代 500 円

呼びかけ:関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会