国鉄分割・民営化 不当解雇から28年2・15国鉄集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』48頁(0300号03/01)(2015/03/01)

国鉄分割・民営化 不当解雇から28年2・15国鉄集会

国鉄分割・民営化で不当解雇から28年

2・15国鉄集会に630人が結集!

―東京すみだ産業会館―

 国鉄闘争全国運動の呼びかけで「国鉄分割・民営化で不当解雇から28年2・15労働者集会」が、東京・すみだ産業会館で630人の結集で開催された。同日、北海道、福岡、岡山、福島、新潟、愛知、北陸、沖縄で、16日には大阪でも国鉄集会が開催された。

よくぞここまで来た

 主催者を代表して全国運動の呼びかけ人の鈴木達夫弁護士が開会のあいさつを行った。続いて、全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが、「運動を立ち上げて5年、よくぞここまで来た。新自由主義と対決する唯一の運動をつくり出した。全国運動は労働者が広く自らの声を発する場にならなければいけない」と提起した。
 動労千葉から田中康宏委員長が「安倍政権は再び戦争に踏み出した。労働組合に力があれば、こんなことは許さなかった。なんとしても労働組合の力を取り戻さなければならない。しかし分割・民営化の問題を抜きにはありえない。分割・民営化との闘いは、新しい闘いをつくった。一つは外注化との非妥協的な闘い、二つは動労水戸の被曝労働拒否の闘いだ。そして1047名闘争を復権させた。戦争阻止の力、労働組合を復権させる力はここにある」と訴えた。
 続いて動労水戸の石井真一委員長は、「常磐線竜田―原ノ町間のJRバス代行運転は、避難した住民を帰還させ、労働者住民に被曝を強制する攻撃だ」と激しく弾劾し、さらに組織拡大の報告と、外注化による勝田車両センター脱線事故に対して「反合・運転保安闘争で外注化を粉砕する」と決意を語った。

必ず勝利する

 連帯のあいさつを現代の治安維持法と闘う会の山本志都弁護士が行い、刑事司法改悪との対決を訴えた。
 最高裁闘争の現状について葉山岳夫弁護団長が報告し、署名の力が最高裁反動判決を阻んでいることを明らかにし「本来なら当然、解雇撤回・JR復帰だ。必ず勝利する」と述べた。
 全国運動東京東部の会から最高裁署名を9千筆集めたことなどが報告された。
 動労千葉争議団から中村仁さんが、「30年の闘いを組織拡大に結びつけたい」と決意を語った。国労旭川闘争団の成田昭雄さんは、「命のある限り闘い続ける」と熱く語った。

外注化粉砕、 青年獲得へ

 JRの現場から、動労千葉幕張支部、銚子支部、木更津支部の各支部長が、外注化粉砕、特急廃止のダイ改阻止の決意を述べた。動労連帯高崎の漆原芳郎副委員長は、外注先の労働者への組織拡大の展望もかけて春闘を闘うと発言した。
 決意表明は動労千葉青年部の木科雄作さん、動労水戸の照沼靖功さんが行い、昨年12月、動労水戸に加入した會澤憲一さんが力強い決意表明を行った。
 三浦半島教組の仲間、合同・一般労組全国協議会に続いて合同労組八王子からダイエー八王子店の閉鎖に対しストを貫徹したことが報告された。最後に全学連の決意表明、全国運動呼びかけ人の入江史郎さんが集会をまとめ、呼びかけ人の山本弘行さんの音頭で団結ガンバローを行い、集会を終了した。
 2・15集会には署名運動呼びかけ人の芹澤壽良さん、民主労総ソウル本部、韓国鉄道労働組合ソウル地方本部からメッセージが寄せられた。

【青年労働者の発言】

★木科雄作さん(動労千葉)
 組織拡大、非正規職撤廃、外注化粉砕へオルグして頑張ります。
★照沼靖功さん(動労水戸)
 「動労総連合を全国に」と打ち出されていますが、先輩方にすべてを任せず、青年がしっかり責任をとって、全力で闘っていきます。
★會澤憲一さん(動労水戸)
 昨年12月25日に動労水戸に加入しました。その時、東労組から「(動労水戸は)ほかの労働組合と一緒にやるから危険だ」と言われました。でも11月集会や今日の集会に、業種・職種を越えてこうして連帯しているのはすごいと思います。先輩たちや照沼君、羽部君と話をしながら活動をがんばりたい。