戦争国会粉砕闘争に全国から160人が結集!

「改憲・戦争阻止!大行進東京」が呼びかけた1・23通常国会開会日闘争に、動労千葉、全学連、洞口ともこ杉並区議会議員を先頭に全国から160人が結集しました。

基調報告は、今通常国会を「大軍拡予算への転換的踏み込みを柱とした戦争国会」であると弾劾し、「今日から始まる国会闘争を歴史的決戦にしよう」と呼びかけました。今通常国会には、6兆8219億円もの戦後史上最大の防衛予算が提出されることをはじめ、原発の長期運転を容認するための電気事業法の改悪、入管法の改悪、「防衛力強化資金」を新設する特別措置法など、61にもなる反動法案の提出が狙われています。すべてが中国に対する侵略戦争に向かって社会のあり方を一変させる大攻撃です。事務局の青年は、「連続した国会闘争に立ち上がり、国会を巨万の人民の怒りで埋め尽くす大闘争をやろう」と呼びかけました。

動労千葉からは佐野正幸書記次長が発言に立ち、「防衛予算の増額を増税でやるのか国債でやるのか、そんな議論が本質ではない。戦争のための大軍拡そのものを許してはならない。労働組合として戦争を許さない闘いが必要だ」と訴えました。

全学連三里塚現地行動隊の仲間は、「岸田政権は中国侵略戦争のために成田空港を軍事空港として強化しようとしている。三里塚闘争の勝利に戦争を止める力がある」と強調し、市東さんの農地強奪強制収用を許さない現地闘争に立ち上がろうと訴えました。

洞口ともこ区議は、1月15日の西荻窪デモを右翼の街宣車15台の妨害をはねのけて闘い取ったことを意気高く報告し、「杉並の攻防に岸田の戦争との対決の焦点がある。右翼の恫喝に住民がもの凄い怒りをもって立ち上がっている。4月の統一地方選に必ず勝利する」と決意を語りました。

さらに、赤嶺知晃全学連委員長は、沖縄・南西諸島を中国侵略戦争の戦場にすることに絶対反対で闘おうと訴え、広島県労組交流センターの自治体労働者は、核戦争会議として開催されるG7広島サミット粉砕を鮮明にして職場から闘う決意を述べました。

東京労組交流センターの医療・福祉労働者の発言、入管法改悪を許さない闘いの決意に続いて、婦人民主クラブ全国協議会の仲間が、「女性が戦争反対の闘いの先頭に立つとき。3・8国際婦人デー闘争に立ち上がろう」と呼びかけました。

最後に、「改憲・戦争阻止!大行進」呼びかけ人の高山俊吉弁護士が発言し、「1945年の敗戦から77年を経て、日本は再び戦争国家へと変貌しようとしている。我々が一点の火花となり、反戦闘争を燎原の火のごとく広げよう」と力強くアピールしました。

1・23闘争を出発点に、大軍拡・戦争予算阻止!の国会闘争に立ち上がることを訴えます。防衛予算をめぐって2月が最大の攻防です。2月3日、2月10日は18時30分から、2月17日は17時30分から、それぞれ衆院第2議員会館前に大結集をお願いします。