特集 ※動労福島 郡山車両センターで春闘ストライキを打ち抜く

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0325号02/04)(2017/04/01)

特集 動労総連合のダイヤ改定阻止3月スト決起
※動労福島
郡山車両センターで春闘ストライキを打ち抜く

 郡山総合車両センターでは、基幹業務である車体検修ラインの外注化が、既に8割以上にまで拡大されています。その下で起きていることは、出場検査で指摘される「手直し」の77%が外注会社の担当であるという事態です。根本的原因は、外注会社が担当している業務量が圧倒的に多いにもかかわらず、要員数はJRより少なく、かつ低賃金であるということにあります。
 動労福島は、JR全面外注化阻止!常磐線小高-浪江間開通阻止!大幅賃上げを掲げ、3月3日ストライキを打ち抜きました。郡山総合車両センター正門前で正午から始まったストライキ突入集会では、動労福島宮城県支部の組合員から「低賃金と労働条件改善のために動労福島宮城県支部をつくった。もう我慢するのはやめよう。腐った幹部をぶっ飛ばして会社の性根を叩き直そう」。同じく組合員から「JRはふざけたことに、3・11の日に、ボウリング大会をぶつけてきた。管理者は現場労働者の苦しみをわかろうともしないし、問題が起きると現場に丸投げするのは許せない」。郵政労働者は「郡山総合車両センターから出た電車の故障が多いのは、労働者のせいではなく会社のやり方が悪いからだ。上が腐っているからだめなのだ。JP労組も上が腐っているから闘わない。東労組も同じ」。全金本山労組の鈴木委員長から「本山資本との長年の闘いに完全勝利した。退職して自由の身になったが、安倍を倒すために全国駆け回る」という戦闘的発言が、昼休みの工場内に響き渡りました。
 その後、仙台に移動し、16時からJR仙台支社前抗議行動を行いました。動労福島宮城県支部の金子哲夫委員長は「郡山総合車両センターではさらに外注化を拡大し、現場の全面外注化を目指している。外注化は車両の安全破壊であり、外注会社労働者の賃金破壊だ。動労福島のストライキはJR労働者の心の声だ」。同じく組合員は「3・4ダイ改で労働強化が進む。JRの3400億円の利益の一方で、労働者は10万円台の賃金でこき使われている。放射能のことを隠し、労働者の被曝を強制しているJRは許せない」。
 1047名解雇撤回を闘い続ける小玉忠憲さんは「JR東日本の清野会長は東北大学の経営協議会に入り、東北大学の非正規労働者3400人の雇止めをやろうとしているひどいやつだ。動労千葉の最高裁の裁判で、国鉄分割・民営化における不採用が不当労働行為であると確定した。JRは団体交渉を逃げ回っている。徹底的に闘って必ず勝つ。常磐線全線開通を絶対阻止する。今日のストライキはその戦闘宣言だ」。東北大学の学生は「東北大学の労働者と学生が感動するストライキだ。清野JR東日本会長は、自分がやってきた国鉄労働者への首切りを東北大学でもやろうとしている。京大のストライキが京都全体を動かしたように、動労福島のストライキも東北全体を動かす」と発言し、その発言は支社入口に陣取る職制、支社ビル内に居るJR幹部どもに叩きつけられました。
 JRを変えていく、外注化を阻止する責任は労働組合にもあります。すべての労働者の怒りと希望をわがものとして、動労福島は闘います。
 橋本光一(動労福島委員長)