「JR」と一致するもの

月刊「労働運動」2013/11月号発行 - 全国労働組合交流センター

 

■労働者の目
闘う労働組合をつくり出し、社会を変えよう!
吉本 伸幸 常任運営委員 合同・一般労働組合全国協議会代表

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 ついに新自由主義の破綻と崩壊が始まりました。全世界で労働者階級の生きるための決起が巻き起こっています。我々、全国労組交流センター傘下の労働組合、仲間は国鉄闘争を基軸とし、自らの職場で「やるか、やられるか」「生きるか、死ぬか」、人生をかけた大闘争をおこなっています。今まさに、激動の革命情勢で、戦後労働運動の歴史を塗り替える絶対非和解の「闘う労働組合」の主流派として、先陣を切って登場しています。
 9月25日、東京高裁民事第12部・難波裁判長は、解雇撤回を求めて闘い続けてきた動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審において、不当労働行為を認定しながら、解雇撤回・JR復帰を拒否して500万円の「慰謝料」のみを命ずる反動判決を下しました。
 しかし、この判決が示しているのは、国鉄分割・民営化攻撃、国鉄改革法の破綻に他なりません。「国鉄とJRは別法人で不採用の責任はJRに及ばない」なる虚構は全部崩れ落ちました。ついに我々の絶対非和解の闘いが、ここまで敵を追い詰めたのです

 

 

月刊「労働運動」2013/10月号 発行 - 全国労働組合交流センター

 

■労働者の目
今こそ闘う労働組合を全国の職場に!4大産別を先頭に 全力で11・3日比谷へ
二本柳 実 常任運営委員 教育労働者部会代表

 情勢は一変している。絶対反対を掲げて闘う者が勝利する時代が到来している。今こそ私たち労組交流センターが、闘う労働組合を全国の職場につくり出す責任勢力として躍り出るときだ。
 8月の4大産別の大会での激突が示したことは、新自由主義が社会を崩壊させ、すべてが限度を超えて進められていくことに対する労働者の根源的な怒りの爆発であると同時に、民営化・外注化、非正規職化を労使一体で進めてきた連合の労働者支配の瓦解である。
 事故が頻発しているJR北海道は、レールに異常があるのに社内規定で定められた期間を過ぎても補修していなかった箇所が267ヵ所に上ることを明らかにした(9月25日現在)。「特に財政的に余裕のないJR北海道では、現場の人手不足を補うのも困難」と報じられ、国土交通省すら「異常事態」「安全を軽視する企業体質に問題がある」と言わざるを得ない危機だ。ふざけるな! これが、国家が不当労働行為の上に強行した国鉄分割・民営化の結末であり、新自由主義政策がもたらした結果なのだ。
 今日の新自由主義・民営化の破綻情勢をつくり出してきたのが、国鉄1047名解雇撤回!民営化・外注化反対、非正規職撤廃を掲げて闘い続けてきた動労千葉を先頭とする国鉄闘争だということを私たちは確信をもって訴えなければならない。

 

 

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■労働者の目
1047名解雇撤回・JR復帰10 万筆署名と一体で、「月刊労働運動」の拡大から交流センターの会員拡大につなげよう!
岩本 正治 副代表運営委員 全逓労働者部会代表

  6・9国鉄集会で、「9・25判決までの4カ月間は、国鉄闘争の最大の正念場であり、階級的労働運動が登場できるかどうかのかかった闘いである。目の色を変えて、闘いと組織化に総 5月8日、東京高裁・難波裁判長は、すべての証人申請を却下し、一切の事実調べを拒否して動労千葉の鉄建 猛暑のなかで、この7~8月を闘い抜いた会員・読者のみなさん本当にご苦労さんです。
今月に迫った、動労千葉鉄建公団訴訟9・25難波反動判決を粉砕するために、「解雇撤回・JR復帰」を求める10万筆署名を全国の職場・地域で労組交流センタ―の総力で集めきろうではありませんか。
 7~8月の闘いは、動労水戸の被曝労働拒否・交番検査粉砕のストライキと山本太郎さんの参院選での勝利、8・6広島反核・反原発世界大会―8・9長崎、8・15集会と、「階級的力関係を大きく変える4ヶ月決戦」の中で、国鉄闘争を日本の労働者・労働組合の階級的大結集の基軸の闘いとしてさらに前進させたことは間違いありません。とりわけ、動労水戸の外注化阻止・被曝労働拒否・被曝車両K544の交番検査粉砕のストライキは、被災地福島で耐え抜いて生きている人々との連帯と闘う方向性を示すものとしてありました。同時に、この闘いは国労郡山工場支部の闘いへとつながり、国鉄決戦が国労の現場組合員の階級的闘いを呼び覚ます大きな一歩を切り開きました。

〔JP労組大会で本部を弾劾し、デモを行う全逓部会の仲間(8月20日)。大会の最終日には、大幅賃下げと非正規職化を進める本部方針に3割の反対票がでた〕
 

 

月刊「労働運動」2013/8月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
1047名解雇撤回! JR復帰! を闘い!
中村 仁 常任運営委員 動労千葉執行委員

  6・9国鉄集会で、「9・25判決までの4カ月間は、国鉄闘争の最大の正念場であり、階級的労働運動が登場できるかどうかのかかった闘いである。目の色を変えて、闘いと組織化に総 5月8日、東京高裁・難波裁判長は、すべての証人申請を却下し、一切の事実調べを拒否して動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審の結審を強行した。「国鉄分割・民営化」が国家的不当労働行為によって行われた事実が白日の下にさらされることを恐れた国家権力が裁判所とぐるになって、そのことをなかったことにしなければと躍起になっている。絶対そんなことは許されない。
 先日、動労千葉と弁護団との打ち合わせがあり、難波裁判長の反動結審に対して、弁論再開の申し立てを8月22日(木)15時に行うことを決定しました。
 新たな証拠として「国鉄改革前後の労務政策の内幕」なるものにおいて明らかになったことは、井手正敬と葛西敬之が斎藤英四郎JR設立委員長を訪れ、停職処分を受けた職員を排除する基準作成を要請し、最終的に斎藤委員長の指示で国鉄(葛西)が不採用基準を作成したという事実であり、この証拠は、「国鉄とJRは別法人」のウソを明らかにしました。この事実を知る葛西、井出の証人申請が絶対必要であることを強く訴えていきます。

(写真中村 仁 常任運営委員 動労千葉執行委員)
 

 

月刊「労働運動」2013/5月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
現場労働者の中に深く入り、5~6月決戦で安倍政権を打倒しよう
大熊 豊彦 常任運営委員 全逓

 1~4月の輝かしい勝利の地平を踏まえて、5~6月決戦で、交流センターとして闘いを推し進めていく核心は、4大産別を中心にした各産別の交流センター会員の職場実践における奮起と行動です。職場闘争を気概をもって勝ちとることを中心に据えよう。党派闘争、会社当局による悪辣な妨害に打ち勝ち、現場労働者の中に深く入っていくことが一番です。

(写真 偽装請負・違法出向弾劾の抗議行動に立つ動労連帯高崎・漆原副委員長と支援【4月1日 籠原駅前】)

 

月刊「労働運動」2013/3月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

13春闘で、青年労働者の怒りを爆発させよう!
赤羽 進彦 精研労組青年部書記長、全国労組交流センター青年部長

 仕事がない、青年の半数が非正規。超低賃金で生きていけない。結婚できない。青年の死因トップが「自殺」、生きるために労働する職場で「殺される」……。
 これが青年労働者の現状そのものであり、許しがたい現実なのである。青年労働者は、この許しがたい現実、日々ギリギリの現実の中で、怒りを解放されることもできずに生きているのだ。
 この青年労働者のギリギリの生存と誇りと怒りを解放するために、今春闘で、青年の怒りのすべてを爆発させる先頭に立とう。
 だからこそ、その中心に国鉄決戦が座るということが決定的だ。JRでの攻防こそ社会全体をめぐる最先端の攻防であり、地域・産別を越えた青年労働者の怒りで安倍と資本家を打倒するのだ。

(写真 2・24橋下打倒集会に全国から720名が結集【大阪市役所前】)

月刊「労働運動」2013/1月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

安倍政権打倒! 2・17国鉄集会へ!
吉野 元久 副代表運営委員 国労上野支部

 12・16衆院選は、自公で定数3分の2を超える325議席を取り、極反動安倍政権の登場という結果となった。自民党の議席増は、わずか30%の得票で60%の議席を得るという小選挙区制のおぞましい効果だ。投票率は戦後史上最低レベル、膨大な白票、民主党・連合の歴史的敗北、日共の低迷と社民党の没落・瓦解。労働者階級人民の不信と怒りはいっそう高まっている。今や、日本階級闘争はすさまじい大動乱情勢に突入した。
 東京労組交流センターは東京8区(杉並区)の山本太郎氏を支持し、共に闘った。短期間での7万票超の獲得は、石原ファミリー(伸晃)を震撼させた。反原発闘争が、今ひとつ新たな大衆運動の爆発を開始している。
 こうしたなかで10月末、JR東日本が「グループ経営構想V」を発表した。鉄道業務の海外輸出(インドヘのパッケージ輸出契約―11・18ASEAN首脳会議での野田=シン首相会談合意)と検修業務のさらなる外注化(東京支社4月実施)、駅業務の全面外注化=グループ企業の再編成(2013年4月、JR東日本ステーションサービス(仮)設立を計画)を加速させ、さらなる青年労働者の出向・転籍・非正規職化に突き進んでいる。

(写真 2012年12月12日付 日刊ゲンダイ)


郵政民営化絶対反対! 非正規職撤廃の11.4労働者集会に集まろう!

動労千葉は ・1外注化攻撃を粉砕した!

外注化阻止決戦に勝利!

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動労千葉と共に検査修繕部門の外注化阻止へ9・26ストに決起した動労水戸の組合員。働く仲間に訴える石井委員長

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 動労千葉は10月1日の朝から、強制出向となる当該組合員を先頭に職場に乗り込み、他労組の組合員も巻き込んで、1日から5日の明けまでの一大ストライキに入りました。
 初日に工具や制服・備品の一つひとつ、就業規則や内規の1行1行を質問するのは当たり前のことです。ところが外注先のCTS(千葉鉄道サービス)の管理者が何も答えられないから検査がすぐにできず、列車の出区が遅れ、ダイヤが乱れました。幕張車両センターなどでは、外注化で指示方法やルールの変更で作業が遅れ、「仕業検査切れ」が発生したにもかかわらず、安全を無視して列車運行を強行しています。動労千葉は出向先の労働者と団結して、外注化撤回へ、攻めの闘いに入っています。

 水戸ー連日の超勤に怒り

 水戸でも外注化強行で大混乱となり、外注先のMTS(水戸鉄道サービス)の作業責任者は嫌気がさして、1カ月ももたずに退職しようとしています。外注化は、JRに残った青年たちにも連日3~4時間の残業を強制し、青年の反乱を弾圧するために管理職をつけたばかりか、本務の青年を差し置いて、職制ぐるみで1時間半も前から事前超勤を申請するなど、当局と東労組幹部の腐りきった姿も、青年労働者の追及で明らかになりました。

月刊「労働運動」2012/11月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

白石 滋 常任運営委員、国労新橋支部

 闘う労働組合が、時代の前面に登場する時が来た。「大恐慌がもたらす大失業と戦争」の時代に、今こそ闘う労働組合を復権しよう。今日の現実に怒り、「こんな社会を変えたい!」と考える労働者・市民は、「外注化阻止・非正規職撤廃! 新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!」を掲げる11・4労働者集会に仲間と集まろう。
 10月3日、インドネシア初のゼネストは、全国31市・県の88工業団地で、280万人の決起で闘われた。ゼネストはインドネシア労働者評議会が呼びかけ、「派遣労働の禁止・社会保障の充実と早期実施・賃金引上げ」の要求が掲げられ、「アウトソーシング(外注化)をやめろ」がスローガンだ。新自由主義との闘いは、世界の労働者共通の課題だ。
 戦後日本の労働運動は、80年代の「国鉄分割・民営化」から始まった新自由主義攻撃に対抗できず、闘わないことによって体制内に取り込まれてきた。その結果生み出されたのが、非正規職と貧困におとしめられた今日の青年労働者の現実であり、すべての産別職場の労働現実だ。

(写真 インドネシアの労働者は、賃上げ、派遣労働禁止などを求め、280万人がゼネストに決起した【10月3日 西ジャワ州】)

 


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JR東 検修部門の外注化弾劾!

動労千葉がストライキ決行中

国鉄分割民営化型の首切りを許さない!

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