(表紙写真 11・2全国労働者総決起集会後のデモ行進の先頭に立つ3組合と米韓労働者)
■労働者の目
11・2集会の大成功で「動労総連合を全国に」方針が確立!
階級的労働運動派が全産別の主流派として登場しよう!
小泉 義秀 常任運営委員 東京東部合同一般
5700人が結集した11・2全国労働者総決起集会は、戦争・民営化の攻撃と闘い、極右超反動の安倍政権打倒を引き寄せ、解散・総選挙に追い込んだ。階級的労働運動の力と国際連帯-訪韓闘争の新たな地平-をもって2010年代中期階級決戦へと突入した。
11・2集会は、この1年間の国鉄決戦を最基軸・最先端とする階級的労働運動の前進の全地平と全経験の集約としてあった。追い詰められた権力は集会・デモに襲いかかり3学生を逮捕したが、権力は完全に墓穴を掘った。京大における公安警察官の潜入の摘発とガサ入れに対する弾劾闘争は全国300万学生の決起の号砲だ。
都知事選への挑戦と杉並区議補選闘争、3年目の3・11福島反原発大行動(郡山)、そして動労千葉・動労水戸の外注化・非正規職化阻止と被曝労働拒否のスト決起、さらには8・6広島―8・9長崎と8・17大集会から9・11郡山闘争へと至る闘いの先頭には、1047名解雇撤回闘争を原則的に貫いてきた3労組の断固たる闘いがあった。
続きを読む: 月刊「労働運動」12月号