「広島ビジョン」弾劾! 岸田打倒! 6・11新宿反戦デモに200人が結集

(写真下、右翼対策を口実に機動隊バスを新宿東口路上に並べ、警視庁がデモ破壊を策動した)

核保有正当化の「広島ビジョン」弾劾! ウクライナ戦争推進許すな! 戦争国会粉砕! 岸田倒せ! 6・11新宿反戦デモ(主催:改憲・戦争阻止!大行進東京)が右翼、警視庁公安・機動隊のデモ破壊を打ち破って200人の結集で闘われました(写真上)。デモには、動労千葉、東京労組交流センター、全学連の仲間が駆けつけた他、事前にSNSでデモの開催を知って遠方から駆けつけた青年や、在日外国人労働者など多数の飛び入りがありました。

右翼・警察権力のデモ破壊を打ち破って戦争反対のデモを打ち抜く!

高山俊吉弁護士(改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人)は、右翼・警察権力のデモ妨害を「戦争絶対反対を訴えると右翼、公安警察がつぶしにかかってくる。目の前のこの事態こそ岸田が戦争に突き進んでいることを示すものだ!」と訴え、G7各国の核兵器使用は合法とした「広島ビジョン」を打ち出した岸田は「恥を知れ!」と怒りを込めて弾劾しました。

動労千葉からは佐藤正和副委員長が発言。サミット粉砕闘争に広島市民の圧倒的支持と共感が広がっていることを実感したと報告し、8・6ヒロシマ反戦反核闘争の大成功を闘い取ろうと訴えました。さらに、日本の新自由主義の出発点となった国鉄分割・民営化に動労千葉がクビをかけて2波のストライキに立ち上がったことが今の闘いにつながってると訴え、労働運動の変革をかけて闘われる6・18国鉄闘争全国集会と11・19全国労働者総決起集会の成功を勝ち取ろうと訴えました。

全学連の仲間は、サミット弾圧で不当逮捕された2名の学生を8日、9日に不起訴奪還し、事前弾圧を含めて不当逮捕された10名全員を闘いの力で取り戻したことを力強く報告。今回の弾圧は「戦争反対で実力闘争で闘う勢力をこれ以上放置出来ないという国家権力の恐怖のあらわれだ」と訴えました。

この社会を根本から変える戦争絶対反対の実力デモを闘おう

東京中部ユニオンの組合員は、先日採決が強行された入管法改悪を満腔の怒りで弾劾し、「日本は1000人に7人しか難民認定を行わない。強制送還されれば殺される人たちが多数いる。こんな『人殺し法』は絶対に認めない。戦争と差別は一体の問題。かつて日本帝国主義が朝鮮人を虐殺し、アジアを植民地支配した歴史を繰り返してはならない」と力を込めて訴えました。

東京労組交流センターの労働者は、連合が「広島ビジョン」を「評価する」事務局長談話を発表したことを弾劾し、連合中央を打倒することが必要だと訴えました。また、改憲・戦争阻止!大行進神奈川からは、自治体の自衛官募集業務協力に反対する署名運動を開始したことが報告され、福島からは椎名千恵子さん(3・11反原発福島行動実行委員会)が核と原発に絶対反対で闘い、汚染水海洋放出に反対する闘いを訴えました。

アピールの最後に、ほらぐち朋子杉並区議会議員が発言し、再度、戦争反対のデモを妨害する右翼・警察権力を徹底弾劾し、「この社会を根本から変える実力デモを闘おう」と訴えました。