被爆78年「広島ビジョン」許すな! 核戦争阻止! 8・6ヒロシマ大行動

核戦争会議=G7サミットを「ヒロシマの怒り」で包囲

G7広島サミットは核戦争会議でした。ゼレンスキー大統領の対面参加・F16戦闘機の供与決定を受けて、いま、劣化ウラン弾まで使って対ロシア「反転攻勢」が始まっています。ウクライナ戦争を激化・拡大することを、あろうことか被爆地ヒロシマで決定したのです。

何よりも許せないことは、岸田首相が主導して発表された「広島ビジョン」です。ロシアや中国の核は非難しながら、G7の核保有は「役割を果たしている」と正当化しています。多くの被爆者が激しい怒りを表明しています。

私たちはこのG7広島サミットに対して「核戦争会議をやめろ!」「サミット粉砕!」を掲げて5日間7回のデモを行いました。多くの市民がデモに合流し、警察の不当弾圧にともに抗議の声を上げました。2万4000人の警察・機動隊の暴力的制圧によっても押しつぶすことのできない、核と戦争に絶対反対の意思、「ヒロシマの怒り」を全世界に示しました。

G7の核保有を認める「広島ビジョン」賛美を許すな

松井広島市長は、G7広島サミットを「平和サミット」と美化し、「広島ビジョンの実現に期待」と表明しました。平和祈念式典には「広島ビジョン」推進の岸田首相も参加して「ロシアや中国との対抗のために戦争も核も必要」ということを宣言する式典にしようとしています。

岸田政権はウクライナへの自衛隊車両供与決定、敵基地攻撃能力保有・防衛予算2倍化決定、沖縄・琉球諸島ミサイル配備など戦争に突進しています。中国を敵視し、対中国軍事演習を繰り返し、中国への侵略戦争にアメリカとともに突き進もうとしています。

平和祈念式典の場で、G7による核保有と戦争を認めることなど許すことはできません。「広島ビジョン弾劾! 岸田首相の式典出席を許すな!」を訴え、8月6日朝、原爆ドーム前を労働者民衆の怒りの声で埋め尽くしましょう!

8月6日(日)

7時 広島ビジョン粉砕! 8・6原爆ドーム前集会、8時15分黙祷後、デモへ

12時30分 核戦争阻止! 8・6ヒロシマ大集会(広島県立総合体育館小アリーナ)

15時 デモ出発

8月5日(土)

17時 広島ビジョン弾劾! 核戦争賛美を許すな! 全国総決起集会

(広島市東区民文化センター大ホール)

主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会(広島市中区袋町5-4-302 電話・FAX 082-245-8410)