郵政非正規ユニオンへの攻撃を許すな!
郵政非正規ユニオンの破壊を狙う
雇い止め予告通知を撤回せよ!「このクズが!」「バイトの分際で」
こんな暴言を吐く東京多摩支店当局を
許せますか!
8月24日、東京多摩支店当局は郵政非正規ユニオン委員長に対して9月末雇い止めを通告してきました。3ヶ月の雇用契約が切れるからと、問答無用の雇い止めなど断じて認められません。当局は雇い止め通知を撤回せよ!
これに先立つ8月12日未明、東京多摩支店当局は、郵政非正規ユニオン委員長に対して許し難い脅迫行為行いました。郵政非正規ユニオン執行委員会は、直ちに東京多摩支店長に対する抗議声明を発し、暴言と不当労働行為の全面的謝罪と6月末の15人の雇い止めの撤回をあらためて要求しました。
「バイト風情が!」と2時間以上にわたって暴言
管理職による「このクズが!」「バイトの分際で…組合なんかつくりやがって」という許し難い暴言。当局は非正規労働者をモノ扱いしているのです。解雇撤回を求めて結成された郵政非正規ユニオンの破壊を狙った暴挙は断じて許せません。 郵政非正規ユニオン執行委員会の15日付「抗議声明」によれば、8月12日の深夜午前1時頃、委員長が構内で作業中にパレット(手動荷車)同士が接触したことで、相手のA氏から「死ね」「殺してやる」などの激しい脅迫的暴言を「顔面数センチ近くまで接近して」浴びせられ、さらにパレットに積んだメールボックスを数回にわたって蹴り上げられるという暴力行為が発生したといいます。
そしてこの脅迫と暴力行為について、当局は全員ミーティングでとりあげ、なんと「事情調査はしない。ケンカ両成敗で2人に辞めてもらう」と、暴力行為を擁護して委員長への雇い止めを予告するような発言を行いました。
さらに同日午後10時に委員長が出勤した直後、当局は「事情聴取」と称して、衆人環視の職場の中で「ばかやろう!(ママ)」「このクズが!」「バイトの分際で!」「組合なんかつくりやがって!」「バイト風情のバカのクズが、社員を煩わせやがって…」「職場改善なんかおれはやらない!」などと聞くに堪えない差別的暴言と組合敵視の罵声を2時間以上にわたって浴びせたといいます。
今回の当局の暴言は、郵政非正規ユニオンに対する敵対のみならず、郵便事業会社に働く16万非正規労働者に対する冒涜です。「アルバイトの分際で…組合なんかつくりやがって」なる言動は、郵政当局の差別的本性そのものです。非正規労働者は使い捨てのモノとしか見ていないのです。だから6月末非正規労働者15名のクビを切り、今回ユニオン委員長に対して雇い止め予告を通知してきたのです。非正規労働者をなめるんじゃない!
当局は、非正規労働者が労働組合を結成して立ち上がったことに震え上がっています。労働者が団結して立ち上がることにおびえているのです。だから芽のうちに潰そうというのです。しかし、労働者は脅せば黙ると思ったら大間違いです。
「労働者が労働組合をつくるのは、われわれがモノではなく人間であるからだ」(郵政非正規ユニオン結成宣言)。郵政非正規ユニオンはこのモノ扱いのような雇い止め=解雇に対して、まさに人間として立ち上がったのです。
郵政非正規ユニオンの決起にたいして、いま全国から呼応する動きが始まっています。非正規労働者の怒りを団結に変えて闘えば、必ず勝利することはできます。 9月末にはさらに大量解雇を狙っています。雇い止めは決して他人事ではありません。いまこそ立ち上がろう!
すべての非正規労働者のみなさん!郵政非正規ユニオンに結集し、共に闘おう!