2015年2月アーカイブ

2015年2月 1日発行 第号

【写真 12・24出向命令無効確認訴訟第9回弁論の闘いに決起した動労総連合の組合員たち】 月刊 労働運動 2015年2月号 目次◎甦る労働組合 全国労組交流センター総会を成功させ、2~3月闘争へ 今こそ階級的労働運動を甦らせよう 2・15~16国鉄集会へ! 国鉄闘争全国運動事務局不当解雇から28年 2・15 ~16国鉄集会世界中で新自由主義が崩壊、今こそ全労働者階級の獲得へ! 田中康宏代表(動労千葉委員長)国鉄闘争全国運動呼びかけ人会議の発言―暴かれた真実は最高裁を追い詰め
月刊『労働運動』34頁(0299号00/01)(2015/02/01)

月刊 労働運動 2015年2月号 目次

吉野 元久(常任運営委員・国労上野支部) 2月7~8日、福島県いわき市内で全国労組交流センター第22回定期全国総会が開催される。 89年連合結成に際して労働運動・労働組合を階級的に甦らせる新たな闘いとして全国労組交流センター運動は結成された。それは87年国鉄分割・民営化攻撃との闘いの直中だった。以後26年、四半世紀を超えて受け継がれてきた交流センター派の労働運動は、国鉄1047名闘争を軸として「連合の完成」を押しとどめ、改憲と戦争を撃ち破って「現代のバーゼル宣言」とも呼べる
月刊『労働運動』34頁(0299号01/01)(2015/02/01)

全国労組交流センター総会を成功させ、「動労総連合を全国に」の旗を掲げ、2~3月決戦へ!

(写真 【2014年12月2日最高裁へ署名提出行動】) 国鉄闘争全国運動事務局 国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者がJRへ不採用となった1987年2月16日から28年を迎えます。 1047名の解雇撤回を闘う動労千葉・鉄建公団訴訟において最高裁判所は昨年末、反動判決を出すことができませんでした。闘いは決定的な情勢を切り開きつつ2015年に突入しました。 四半世紀を超えて継続した1047名闘争は、ついに国鉄分割・民営化とそこで行われた卑劣な国家的不当労働行為の真実を全面的
月刊『労働運動』34頁(0299号02/01)(2015/02/01)

戦争と民営化の時代に今こそ階級的労働運動を甦らせよう

2・15~16国鉄集会へ結集しよう!

不当解雇から28年 2・15~16国鉄集会へ 各地の集会案内ビラ 東京・関東国鉄集会北海道国鉄集会新潟国鉄集会東北国鉄集会関西国鉄集会東海国鉄集会北陸国鉄集会九州国鉄集会中四国国鉄集会
月刊『労働運動』34頁(0299号03/01)(2015/02/01)

不当解雇から28年 2・15~16国鉄集会へ

田中 康宏(動労千葉委員長、全国労組交流センター代表) 世界恐慌が中東で、ウクライナで、そして東アジアで一触即発の戦争の危機を生み出している。どの国の政府も明日への確信をもっていない。世界全体が噴火山の上に乗っているような情勢だ。資本主義体制は生命力を失って危機にあえいでいる。 安倍政権は「戦後レジームからの脱却」を掲げ、改憲と戦争に突き進んでいる。だが、30年余りにわたる新自由主義がもたらしたのは、人が人として生きることすらできない社会の全面崩壊であった。2000万非正規、
月刊『労働運動』34頁(0299号04/01)(2015/02/01)

世界中で新自由主義が崩壊しはじめた。

われわれが全労働者階級を獲得する時代が来た!

―国鉄闘争全国運動は国鉄闘争を継続発展させる唯一の運動体だ― (1月8日国鉄闘争全国運動呼びかけ人会議の発言要旨) 葉山岳夫 (弁護士・動労千葉顧問弁護団長)  2014年の暮れに最高裁判決が来るのではと構えていましたが、そうならなかった。動労千葉の上告理由については最高裁も簡単に切れない状況にあると思います。 一つに、一審・二審で、名簿不記載は、動労千葉の組合員であることを理由とした不当差別であり、その適用自体も不当労働行為であると認定された。これは事実認定になるわけです。
月刊『労働運動』34頁(0299号05/01)(2015/02/01)

「国鉄改革法23条は違憲だ」と真正面から問う!

暴かれた真実は最高裁を徹底的に追い詰めている!

川崎 昌浩(動労千葉執行委員) JR千葉支社は、3月ダイヤ改正において、房総各線を走る特急列車の全面的な廃止・削減を行おうとしている。内房線、外房線、総武本線、成田線合わせて29本もの特急列車を削減しようというのだ。 鉄道は、通勤・通学、通院や買い物等々、地域の人々にとっては切っても切れないものであり、社会を支える基盤そのものだ。それにもかかわらずJRは、「乗客が少ない」ことを理由にして一方的に削減しようとしている。これは、単に列車の削減というだけではなく、地域で生きていく
月刊『労働運動』34頁(0299号06/01)(2015/02/01)

特急列車の廃止・削減は労働強化と地域の破綻を招く

3月ダイヤ改正との闘いにむけて

PDF file (国鉄千葉動力車労働組合のビラ転載)
月刊『労働運動』34頁(0299号07/01)(2015/02/01)

JRダイ改--特急列車廃止・削減 絶対反対

 国鉄闘争は新たな段階に突入したと言えます。国鉄分割・民営化から28年が経過し、その破産が明確に進行しています。JR北海道の車両故障の多発、列車火災、脱線事故、レールデータ改ざん問題、2人の社長の自殺などとんでもない事態が進行しています。その矛盾は一切解決する糸口さえ見えていません。その他の会社も、賃金を下げることしかないJR貨物会社の経営破綻やJR四国、JR九州まで破綻は及んでいます。 (写真 【1・24動労水戸第33回定期大会】)  JR東日本が本年3月14日ダイ改で行
月刊『労働運動』34頁(0299号08/01)(2015/02/01)

国鉄闘争は新たな段階へ

3月ダイヤ改正、常磐線竜田延伸、15春闘にむけた闘いのアピール

石井 真一(動労水戸執行委員長)

'15春闘にむけて 公務員の戦争動員と自治体民営化粉砕を! 全国労組交流センター自治体労働者部会 2014年、全国労組交流センター自治体労働者部会は全国で国鉄を基軸とした公務員決戦を闘ってきました。子ども・子育て新制度、大阪市の入れ墨処分、分限処分のための人事評価に反対する全国的展開、再任用2年目拒否解雇攻撃の裁判闘争、そして何よりも全国に拠点建設を目指し、組合丸ごと獲得のために組合権力奪取にも挑戦してきました。さらに「岩盤を突き崩せ」という安倍内閣とも手を組もうとする自治労
月刊『労働運動』34頁(0299号09/01)(2015/02/01)

'15春闘にむけて 自治体労働者部会

(写真 【全逓の元旦ビラ入れ【東京・日本橋郵便局】】) '15春闘にむけて 郵政民営化絶対反対! 戦争と合理化許さない 全国労組交流センター全逓労働者部会 ◆郵政民営化絶対反対で闘おう  大恐慌情勢下、大失業と戦争というリアルな現実を肌で感じる中で、2015年、郵政民営化絶対反対の闘いは、いよいよすべての労働者階級の利害をかけた闘いとなる。民営化攻撃は、新自由主義政策の柱であり、外注化・非正規職化として進行している。そして忘れてならないことは、国鉄分割・民営化攻撃がそうであ
月刊『労働運動』34頁(0299号09/02)(2015/02/01)

'15春闘にむけて 全逓労働者部会

'15春闘にむけて 安倍政権打倒の15春闘を! 合同・一般労働組合全国協議会 ◆「動労総連合を全国に」の闘いを担い闘いぬく  安倍政権は、12・16の政労使会議で連合の屈服を取り付けた。12・16合意文書のタイトルは「経済の好循環に向けた政労使の取組」であり、眼目は「企業収益の拡大」である。それが実現できたら「賃金の上昇、消費の拡大という好循環」に向かうだろうという虚構を書面化した。「賃金体系」の項では「労使は仕事・役割、貢献度を重視した賃金体系とする」という能力主義・成果主
月刊『労働運動』34頁(0299号09/03)(2015/02/01)

'15春闘にむけて 合同・一般労働組合全国協議会

再稼働、戦争、首切り もうたくさんだ怒りを力にたちあがろう つながろう 3.11反原発福島行動'15 再稼働、戦争、首切り もうたくさんだ―  今年の反原発福島行動のキャッチフレーズは昨年11月の第1回実行委員会で確認されました。反原発行動への参加を呼び掛けるとともに実行委員会に参加するメンバーの思いが込められています。 再稼働に向けた動きとして、2014年12月19日に電気事業連合会会長の八木(関西電力会長)は定例会見で「2015年は再稼働に全力」と言い放ちました。川内原
月刊『労働運動』34頁(0299号10/01)(2015/02/01)

3.11反原発福島行動'15 へ

都政を革新する会団結旗開き この仲間と団結すれば区議選に勝てる! 北島 邦彦(元杉並区議会議員) 1月18日、杉並・荻窪タウンセブンは、「杉並区議選に勝利して、安倍政治を断ち切ろう!」という160人の熱気であふれんばかりでした。寒風の中を参加していただいた闘う仲間のみなさんに、心より御礼申しあげますとともに、杉並区議選の勝利をあらためて誓います。 「人の話を聴いて興奮するなんて初めての経験だ」。阿佐ヶ谷在住の男性は、旗開きの感想をそう語ってくださいました。新年の清々しさの中
月刊『労働運動』34頁(0299号11/01)(2015/02/01)

都政を革新する会団結旗開き 2015

労働組合運動の基礎知識 第4回 会社解散をめぐる不当労働行為について (親子会社における子会社の解散と親会社の使用者性の問題―吉崎製作所分会の闘いに引き付けて) 小泉義秀(東京労働組合交流センター事務局長) 会社解散=組合つぶし攻撃との闘い  2012年の暮れに山下ゴム(ホンダの1次下請け)は吉崎製作所を買収し、吉崎製作所の株式を100%所有してその傘下に収めた。その時から社長、副社長、工場長は山下ゴムからの出向である。吉崎製作所の製品は山下ゴムの発注に基づいて生産され(約7
月刊『労働運動』34頁(0299号12/01)(2015/02/01)

組合運動の基礎 第4回 会社解散をめぐる不当労働行為

■闘う合同一般労組 吉崎製作所の会社解散攻撃ー絶対許せない! 越智 義明(東京東部地域合同労働組合東部ユニオン吉崎製作所分会執行委員) ■2014年11月25日 ―突然会社解散を発表!  東部ユニオン吉崎製作所分会は、千葉県白井市に工場を持つ自動車部品メーカーで働く労働者で作る組合です。主にホンダの自動車部品を製造しています。金属プレス加工を行っており、客先にてゴムが付けられて防振ゴム(エンジンの振動を抑える役目)となり、自動車のエンジンルームなどに取り付けられます。 20
月刊『労働運動』34頁(0299号13/01)(2015/02/01)

■闘う合同一般労組 吉崎製作所の会社解散攻撃ー絶対許せない!

若い新会員と共に奮闘中です! 松尾 栄子(福岡労組交流センター女性部)  2015年の幕開けは、国鉄を基軸に「動労総連合を全国に」という新たな方針と決意のもと、九州5カ所(北九州・福岡・久留米・長崎・熊本)での郵政ビラまきで始まりました。私は新たに合同労組レイバーユニオン福岡(LU)に結集した2人の仲間とともに、福岡中央郵便局でビラまきを行いました。中でも、若い新LU会員の発想・活躍がめざましく、じっと待ってビラまきをするのではなく、近くの立体駐車場へ業者の車にビラをはさみに
月刊『労働運動』34頁(0299号14/01)(2015/02/01)

■ひめじょおん―女性部から 福岡から

戦後労働運動史の中から 第20回 伊藤 晃(日本近代史研究者) 近江絹糸の人権争議(1)  1954年6~9月、全国の耳目を集めた労働争議が近江絹糸争議です。近江絹糸(今はオーミケンシ)という会社は、絹糸というから生糸から創業したのでしょうが、むしろ綿紡績・織布を主とする企業で、新興ですが戦中・戦後に急成長、先発の一流企業と肩を並べる規模と業績を誇っていました。 繊維産業は、今と違って、かつては綿糸と生糸が日本の輸出の主力をなすほどの基幹産業でした。労働運動は伝統的に右派が強
月刊『労働運動』34頁(0299号15/01)(2015/02/01)

戦後労働運動史の中から 第20回 近江絹糸の人権争議(1)

50年の歴史のすべてを注ぎ込み勝利する決戦の年だ! ―三里塚反対同盟団結旗開き― 1月11日、三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で、団結旗開きが140名の結集で行われました。 市東孝雄さんは熱烈に訴えました。「成田空港が衰退しているのに、第3滑走路などを進めるのは、戦争ができる国をめざす安倍が軍事空港を考えているからだ。絶対に許すわけにはいかない。安倍政権は、労働者と農民を生きられないところに追い込んでいる。私たちは一丸となって止めなければいけない。動労千葉を先頭とする労働組
月刊『労働運動』34頁(0299号16/01)(2015/02/01)

2015 三里塚反対同盟団結旗開き

国鉄1047名解雇撤回!最高裁にむけたパンフレットが出来ました。 10万筆署名の達成にむけて活用を!  -------------------------------------------------------- 国鉄分割・民営化から28年、国鉄1047名解雇撤回を求める裁判闘争は正念場の攻防戦が続いています。われわれが暴きだした真実が最高裁を追いつめています。一審での伊藤証言と高裁に提出した井手文書は、職員選別基準は合理的なものだったとか、JRに法的責任は及ばないとか
月刊『労働運動』34頁(0299号17/01)(2015/02/01)

パンフレット紹介、編集後記

羽越線事故9年目JR弾劾行動に決起 12・25新潟死者5人を出した羽越線事故から9年目の12月25日夕方、新潟駅前で、国鉄闘争全国運動・新潟、新潟地域一般労組、新潟県労組交流センターは街宣活動を行った。JRをはじめ青年労働者が次々とマイクを握り、「JRは羽越線事故の責任を取っていない。事故を自然災害でごまかすな」などと訴えた。 動労西日本大会 春闘へスト権確立 1・18岡山1月18日、岡山市内で動労西日本第8回定期大会が開かれ、組合員と中国・四国地方でともに闘う仲間40人が
月刊『労働運動』34頁(0299号18/01)(2015/02/01)

Photo Document 2014年12月〜2015年1月