(写真 6月30日韓国民主労総は、社会的ゼネストに決起。非正規職労働者が主導したストライキは民主労総の歴史上はじめてだ!) 月刊労働運動 2017年8月号 目次 ◎甦る労働組合 闘いはこれからだ! 17~18年改憲阻止決戦で安倍・小池を監獄へ 〔特集〕●動労総連合・北海道7・23結成大会の報告 ●6・30民主労総が社会的ゼネストに決起!7・23 動労総連合・北海道結成大会が大成功! 北海道の路線廃止反対・国鉄1047名解雇撤回の闘いの拠点へ!『国鉄分割・民営化と闘っ
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月刊労働運動 2017年8月号 目次
岩本 正治(全国労組交流センター副代表、全逓部会) 7月都議選への全国の仲間の総決起本当にご苦労様でした。北島邦彦氏への投票数は2496票でした。開票直後の7月3日に行われた選挙事務所での総括会議で、参加した首都圏の仲間から出た選挙戦を闘っての思いは、本当に熱いものがありました。「2496票は悔しい。私たちの街頭での真正面からの〝安倍を監獄へ、小池を倒そう〟の訴えは日ごとに手ごたえを感じた」「選挙戦は本当に楽しかった。こんな選挙は初めてだ」「『どこの党ですか』と聞かれて、
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甦る労働組合
闘いはこれからだ! 17~18年改憲阻止決戦で安倍・小池を監獄へ
北海道の路線廃止反対・国鉄1047名解雇撤回の闘いの拠点へ! 河野 晃興(国鉄闘争全国運動・北海道事務局) 7月23日、札幌市で動労総連合・北海道の結成大会が開催されました。結成大会には、長尾委員長、成田副委員長の活動拠点であった神奈川からの仲間の結集をはじめ、各地の動労総連合傘下の労働組合など全国から多くの仲間が駆けつけていただき、30人を超える立派な大会とすることができました。皆さんの本当に熱意のこもった結集と発言の後押しを受けて、ここに力強く一歩を踏み出すことができ
月刊『労働運動』34頁(0329号02/01)(2017/08/01)
7・23動労総連合・北海道結成大会が大成功!
― 動労千葉と国鉄闘争30年の軌跡と労働運動の変革の展望を示す ― このたび国鉄闘争全国運動から『国鉄分割・民営化と闘って30年 労働運動の変革をめざして』を発刊しました。本書は、2015年6月の最高裁決定を受けて、国鉄闘争(全国運動)の総括と今後の展望を明らかにするために準備したものですが、当初の出版プランを超えて討議に2年を要し、結果的に国鉄分割・民営化から30年のタイミングでの発刊となりました。 何よりも本当に多くの人びとの支援・連帯に支えられてこの書籍を発刊するこ
月刊『労働運動』34頁(0329号03/01)(2017/08/01)
国鉄闘争全国運動本の紹介
『国鉄分割・民営化と闘って30年 労働運動の変革をめざして』を発刊
団交拒否弾劾! 直ちに団交を開催しろ! われわれは会社に国鉄分割・民営化によりJR不採用になった組合員のJR採用を求める申し入れを幾度も行ってきた。 しかし、会社は、団交を拒否し、「解雇撤回・JR復帰」をJR東日本自身に求める署名の受け取りも拒否している。JRに不当労働行為の責任あり 5月10日、われわれはJR東日本本社に対して、1047名解雇撤回とJRへの採用を求めて、第3次申入書を提出した。 この間、会社はわれわれの申し入れに対して、「当事者ではない」などといって、団交開
月刊『労働運動』34頁(0329号04/01)(2017/08/01)
「解雇撤回・JR復帰」署名3万4860筆
JRは解雇撤回署名うけとれ!
東労組は7月6~14日にかけて「エルダ―社員の会社における業務範囲拡大」提案に関する解明交渉報告を立て続けに発行している。そこにはこの攻撃の狙いと東労組の裏切りがはっきり示されている。 激しい人員削減・合理化と一体の攻撃 会社は提案について、7年間で1万8千人が退職、社員数は5千~1万人減少という状況に対する「激変緩和」と語っている。しかし、多少の先延ばしにはなっても、結局は「激変」した状態で仕事をさせるということだ。 実際に会社は、「水平分業」「業務委託の推進」とともに
月刊『労働運動』34頁(0329号05/01)(2017/08/01)
エルダー制度利用した分社化・転籍攻撃ゆるすな
(写真 杉並区役所前でアピールする北島候補) 北島 邦彦(東京西部ユニオン副委員長) 安倍政権=自民党の歴史的崩壊と朝鮮半島―東アジアをめぐる帝国主義による侵略戦争の具体的危機。しかし、その選挙的「受け皿」となるのはファシストと言うにも無内容・脆弱(ぜいじゃく)な小池―都民ファーストでしかない。プロレタリア革命を主導できる「新しい労働者の政党」の登場は待ったなしです。こうした歴史を画する政治的大流動のなか、労働組合交流センターの仲間のみなさんと東京都議会議員選挙を闘うこと
月刊『労働運動』34頁(0329号06/01)(2017/08/01)
※都議選決戦の総括
「安倍を監獄へ! 小池を倒そう!」の訴えは自民党惨敗の引き金を引いた
改憲・戦争と闘う労働運動を! 労働者のゼネストで安倍を監獄へ! 飯田 英貴(全国労組交流センター事務局長) 全国労働組合交流センターは、7月2日投開票の東京都議会議員選挙を杉並区において北島くにひこさんを候補に闘い抜いた。「安倍を監獄へ! 小池を倒そう!」「ゼネストで改憲・戦争阻止」を真正面から労働者に訴えた選挙闘争は、いま重大な情勢を切り拓いている。 都議選での歴史的大敗以降も安倍の支持率は急速に落ち、時事通信の7月7~10日の世論調査では内閣支持率が29・9%とついに
月刊『労働運動』34頁(0329号06/02)(2017/08/01)
※都議選決戦の総括
吉谷 宏子(奈良市従業員労働組合) 1年以上阻止しつづけてきた奈良市下水道民間委託・不当配転が5月1日に強行されて、はや3か月が経とうとしています。団結した闘いの中で委託を迎え撃つことで、あきらめや絶望ではなく、未来に向かった反撃がただちに開始されています。 今年2月に提訴した「義務付け訴訟」はますます決定的な位置になっています。不当配転されたとはいえ、団結の力で解雇を阻止し「任用された」ことにより、裁判の中身はどうなるのかと悩んできました。ここはやっぱり原点である「義務
月刊『労働運動』34頁(0329号07/01)(2017/08/01)
下水道民間委託絶対反対の闘いが、清掃非正規の解雇を許さない闘いへと団結が拡大
(写真 6月30日、韓国・民主労総が「最低賃金1万ウォン」などを掲げて非正規職ゼネストに立ち、5万人が光化門前に集まった) 6月30日、非正規職労働者たちが民主労総社会的ゼネストに立ち上がった。正規職労働者たちも共にしたが、非正規職労働者がゼネストを主導したのは民主労総の歴史上初めてだ。またこの日のストライキ集会は、ムンジェイン新政府になってから社会大改革を要求する最初の大規模集会でもあった。民主労総は両極化と不平等の主要要因であり民生大改革の核心課題である低賃金と雇用不
月刊『労働運動』34頁(0329号08/01)(2017/08/01)
Workers of the world Unite
労働者は一つ、敵も一つ ◆№25
6・30民主労総 社会的ゼネストが勝ち取られた
※6・30民主労総ゼネストにむけた全国労組交流センター教育労働者部会のメッセージ朝鮮侵略戦争絶対阻止! 労働者国際連帯で、戦争が始まる前に止めよう! 私たち日本の教育労働者は、「6・30社会的ゼネスト」という偉大な闘いに突き進んでいる韓国民主労総・全教組と労働者民衆のみなさんに、共に闘う連帯のご挨拶を送ります。 昨年9月、韓日4労組から「人類の生存を脅かす初の危機に対して、世界を守る力は今や、労働者階級の国際連帯から生まれる以外にありません」と、国際共同行動の呼びかけが発せら
月刊『労働運動』34頁(0329号08/02)(2017/08/01)
※6・30民主労総ゼネストにむけ、教育労働者部会のメッセージ
森友、加計に続く、「第3の忖度」と言われる安倍政権の誘致疑惑大学が千葉県にある。今年4月に成田市に開学した国際医療福祉大学(国福大)だ。戦略特区を利用 大学における医学部新設は1979年以来認められていない。だが安倍政権は、国家戦略特区で「規制緩和」に動く。これに対し日本医師会などが新設反対の声明などを発表。〈医師の人材養成に特区はなじまない〉という獣医学部と同様の理由だ。 国は国家戦略特区で「新設するとしても1校」「際だった特徴を有する医学部」と条件をつけて医学部新設方針
月刊『労働運動』34頁(0329号09/01)(2017/08/01)
成田市 戦略特区を使った医療の民営化
国際医療福祉大学の正体
前号で今年3月に策定された「柏市公共施設等総合管理計画(基本方針編)」は公立保育所と小中学校の統廃合と民営化を突破口にして、すべての施設の統廃合と民営化の検討と「総量の縮減」を目指していることをあきらかにしました。 その方法が「トップランナー方式」(民間委託の度合いに応じて地方交付税の額を決めるもの)であり、柏では本庁職場の窓口などの業務委託が加速しています。「選択と集中」の名目で極限的な人減らしであり、職場の共同性や安全の破壊にさらされていきます。 市当局は公立保育園を具
月刊『労働運動』34頁(0329号10/01)(2017/08/01)
自治体丸ごと民営化へ向かう柏市(2)
まだ何もきまっていない。闘いはこれからだ
片峯 潤一(動労総連合書記)マルクス主義講座として動労千葉労働学校の講義の抜粋を掲載しています。【7月15日の講演から抜粋】1 外注化はどういった攻撃だったのか 外注化・請負という形は昔からあった。しかし、派遣法ができてから、性質は大きく変わっていき、偽装請負が蔓延した。 外注化はさらに「企業が輪郭を失うまで」進められている。NTTがもっとも典型的な例だ。 アメリカでは刑務所内の労働者に外注化し、「 低賃金でも文句を言わない。ストもやらなければ組合もつくらない。夢のような労働
月刊『労働運動』34頁(0329号11/01)(2017/08/01)
理論なくして闘いなし 闘いなくして理論なし 第10回/階級的団結論
階級的団結論 ~階級的労働運動の勝利の展望~
建設交運のゼネストで改憲阻止へ!―鈴コン支援連帯共闘会議第6回総会の報告吉本 伸幸(鈴コン支援共闘会議事務局長・鈴コン分会書記長) 共謀罪・戦争へと突き進み、利権と腐敗で崩壊寸前の安倍政権が改憲攻撃に出て、労働者の分断と団結破壊、労働組合潰しを行っています。連合本部が安倍政権と一体で「残業代ゼロ法」に合意、労働者への歴史的裏切り、翼賛化です。安倍と連合一体の改憲攻撃です。しかし、連合傘下の各産別、支部等から連合本部への不信が爆発し、抗議が起こっています。前代未聞の事態が始まり
月刊『労働運動』34頁(0329号12/01)(2017/08/01)
闘う合同一般労組 鈴コン支援連帯共闘会議第6回総会
小泉義秀(東京労働組合交流センター事務局長)日本の最低賃金は世界最低水準 6月30日、民主労総は、「最低賃金1万ウォン」などを掲げて初の「非正規職ゼネスト」を打ち抜き、公共部門の非正規職労働者を中心に5万7千人がストに立った。 2016年10月に改訂された最低賃金は全国加重平均額で823円であり、一番高い東京で時給932円。一番低いのが沖縄と宮崎で714円である。時給823円は、1日8時間、週40時間働いたとしても、月収約14万3000円、年収約171万円にしかならない。この
月刊『労働運動』34頁(0329号13/01)(2017/08/01)
労働組合運動の基礎知識 第34回 日本の最低賃金は世界最低水準
保育学習会と保育署名で保育問題が女性部の闘いの柱に―第23回東京労組交流センター女性部総会の報告―岸上 真寿美(全国労組交流センター女性部長) 7月17日、都内で東京女性部総会が開かれた。都議選を闘っての総会で、都議選の感想、保育署名を取り組んだ報告など、話が尽きなかった。 はじめに東京労組交流センター、全国労組交流センターから挨拶があり、婦人民主クラブ全国協杉並支部から「保育署名を通して婦民と女性部の団結がこれほどつくられたことはない」と挨拶をいただいた。 「安倍を監獄へ」
月刊『労働運動』34頁(0329号14/01)(2017/08/01)
ひめじょおん――女性部から
―第23回東京労組交流センター女性部総会の報告―
-NAZEN東京集会の報告ー 織田 翔子(NAZEN事務局) テーマは一つ、「怒り~フクシマに蓋(ふた)をするな!~」。「参加者全員が発言者」で2時間自由討論という企画。討論の材料となる短編映像は福島の被曝と帰還強制の現実と、その反対署名を職場でとったら解雇の都庁議事堂レストランの闘いをテンポ良く表現したもの。続いて、孫の甲状腺がんは原発事故の責任だと、福島で訴え続けるNさんに、絵本「希望の牧場」の朗読をして頂きました。 新スタッフの青年労働者Aさんが討論の口火を切りま
月刊『労働運動』34頁(0329号15/01)(2017/08/01)
地平線
帰還の強制と対決し、核も原発もない社会へ!
映画紹介 『サンドラの週末』 ソーラーパネル工場で働くサンドラ。体調を崩して休職していたが復帰のメドが立った矢先の金曜日、上司からの電話で解雇を告げられる。臨時ボーナスかサンドラの解雇かの職場投票で16人中14人が賛成したというのだ。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に再投票を行い、過半数がボーナスの放棄に賛成すれば解雇を撤回することに。仲間を取るかボーナスを取るか――週末、サンドラは家族と仲間に支えられながら、同僚たちを説得するため奔走する......という話。 念のため、
月刊『労働運動』34頁(0329号16/01)(2017/08/01)
映画紹介、編集後記
星野さんをとり戻そう!全国総会 7・14~15徳島7月14~15日、無実の星野文昭さんが42年捕らわれている徳島刑務所の地元・徳島市内で「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の2017年全国総会が開かれた。14日午前、香川県高松市にある四国地方更生保護委員会への初の申し入れ行動が再審弁護団5人と家族3人、再審連絡会議の平良修さんら10人で取り組まれた。 日教組106回大会で街宣 7・15~16東京7月15~16日、日教組第106回定期大会が東京都内の日本教育会館で開かれ
月刊『労働運動』34頁(0329号17/01)(2017/08/01)
PhotoDocument 2017年7月