2014年10月アーカイブ

2014年10月 1日発行 第0295号

※表紙の写真は、9・11JR郡山総合車両センター外注化阻止のデモの先頭に立つ橋本光一さん (写真 9・11JR郡山総合車両センター外注化阻止集会に登壇したJRの青年労働者)◎労働者の目 11・2労働者集会の1万人結集へ、交流センター会員は総決起しよう!特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ!9・7全国労組交流センター第27 回拡大全国運営委員会の報告9・11郡山闘争から各地区国鉄集会、11・2集会1万人結集へ渦巻く怒りの先頭に立ち、労組交流センターの本格的発展
月刊『労働運動』34頁(0295号00/01)(2014/10/01)



月刊 労働運動 2014年10月号 目次

労働者の目 11・2労働者集会の1万人結集へ、交流センター会員は総決起しよう! 大熊 豊彦 常任運営委員 埼玉 全逓 2014年前半の全国労組交流センターが勝ち取った地平は、動労千葉、動労水戸の闘いを先頭にした4大産別、医療や合同労組での階級的労働運動を軸に、6・8国鉄闘争全国運動集会1650人結集の大成功をかちとり、都知事選、杉並区議補選で都民1千万人を対象に労働者階級の声を浸透させたことです。 4大産別や他産別で国鉄闘争を軸に職場闘争を推進することが、全国労組交流センター
月刊『労働運動』34頁(0295号01/01 )(2014/10/01)



労働者の目 11・2の1万人結集へ、交流センターは総決起しよう!

●9・7全国労組交流センター第27回拡大全国運営委員会の報告 9・11郡山闘争から各地区国鉄集会、11・2集会1万人結集へ  9月7日、都内で全国労組交流センター第27回拡大全国運営委員会が開催されました。67人が参加し、今年8月までの闘いを総括し、9・11郡山闘争から、秋の各地区国鉄集会、そして11・2全国集会にむけて、職場・地域から闘う労働組合を組織しようと活発な論議が行われました。 11月集会にむけ発想を変え一皮むけて闘おう ○田中代表 全国からの結集ありがとうござい
月刊『労働運動』34頁(0295号02/01)(2014/10/01)



特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ 11・2集会1万人結集へ

特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ★第27回拡大全国運営委員会総括渦巻く怒りの先頭に立ち、労組交流センターの本格的発展を勝ち取ろう 第27回拡大全国運営委員会では、「7・1閣議決定情勢」と真正面から対決し、交流センターの本格的発展を勝ち取る路線と組織方針を打ち立てる熱い議論を行いました。 ひとつは、国鉄決戦のさらなる発展です。「9・11郡山集会の成功を各地区国鉄集会の大結集につなげ、11・2労働者集会の1万人結集を目指そう」「JRでの組織化を進め、動労総連合
月刊『労働運動』34頁(0295号02/02)(2014/10/01)



★第27回拡大全国運営委員会総括

特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ自治体労働者部会からの11・2集会アピール階級の分岐と党派闘争の時代だ。11・2日比谷野音へ7・1情勢下、現場からの決起が始まった 「7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定」は確実に日本の全労働者の怒りの的になり始めた。その怒りを体感しているのは決して交流センターの会員だけではない。 8月9日長崎で安倍首相を目の前にして「暴挙」と喝破した城臺さんの決起と8・17日比谷公会堂の1830名の集会は、闘いの広範な決起と勝利の展望を指
月刊『労働運動』34頁(0295号02/03 )(2014/10/01)



自治体労働者部会からの11・2集会アピール

特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ教育労働者部会からの11・2集会アピール戦争反対を本気でたたかう組合に変えよう!戦争絶対反対!安倍打倒!に立ちあがる時が来た いまや、「安倍打倒!」は労働者階級のスローガンだ。極右安倍政権の改憲・戦争攻撃が労働者階級全体の根底的で大衆的な規模での総反乱情勢を生み出している。 8・9長崎平和式典での城臺美彌子さんの渾身の決起。国鉄戦線での国労郡山工場支部の外注化阻止闘争と動労総連合の青年労働者の主体的決起。教労戦線では三浦半
月刊『労働運動』34頁(0295号02/04)(2014/10/01)



教育労働者部会からの11・2集会アピール

特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ全逓労働者部会からの11・2集会アピール全逓労働者は怒りであふれている戦争と民営化許さず11・2へ! 安倍政権による「7・1閣議決定」は、まさに労働者階級に対する挑戦であり、大反動攻撃そのものです。新自由主義の絶望的危機と破綻がもたらしたこの攻撃は、すべての労働者、学生に容赦なく襲いかかってきますが、一方で一人ひとりの怒りとともに階級的決起を呼び起こす火種でもあります。2014年は都知事選決戦で幕を開けました。「労働運動の力
月刊『労働運動』34頁(0295号02/05)(2014/10/01)



全逓労働者部会からの11・2集会アピール

特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ合同・一般労組全国協からの11・2集会アピール10万筆署名-1047名の解雇撤回闘争の最先頭に立ち11・2集会へ 合同・一般労働組合全国協議会は10月13日に第6回定期大会を開催し、11・2集会の1万人結集に向けて全力で闘いぬきます。 決起の核心の第一は、動労千葉の鉄建公団訴訟の最高裁に向けた10万筆署名を何としても11月2日までに貫徹することです。 最高裁に向けた10万筆署名に協力をしてくれた職場や労組はどこも「外注化・非
月刊『労働運動』34頁(0295号02/06)(2014/10/01)



合同・一般労組全国協からの11・2集会アピール

 座談会 職場闘争で橋下を打倒! 職場闘争で橋下を打倒! -団結権侵害を許さず、不当労働行為を弾劾!- 参加者 中村吉政さん(港合同委員長)木下浩平さん(港合同執行委員)安田 匡さん(大阪交通局労働組合)赤田由行さん(大阪市職員労働組合)沼田祐子さん(大阪市教職員組合)深町加代子さん(豊中市職員組合)-司会 自己紹介 ○中村さん 昨年10月の港合同の大会で委員長に就任しました。それまで副委員長でした。大和田さん、辻岡さんが逝去し、体制を刷新して、争議も解決して、大会で選出さ
月刊『労働運動』34頁(0295号03/01)(2014/10/01)



座談会 職場闘争で橋下を打倒!

JR郡山総合車両センターの外注化阻止! 9・11郡山工場包囲デモに650人が結集! 9月11日、「10・1郡山総合車両センターの外注化阻止」を掲げて、郡山工場を包囲する650人の戦闘的デモが闘いぬかれました。 郡山総合車両センターの機器着脱業務、主電動機大修工事の一部業務、車輪旋盤業務という根幹部分を10月1日に外注化するというJR東日本の攻撃に対し、国労郡山工場支部は9・11闘争を決定したのです。これに対し、国労本部、東日本エリア本部、仙台地本が、支部に圧力をかけ、その決
月刊『労働運動』34頁(0295号04/01)(2014/10/01)



9・11郡山工場包囲デモに650人が結集!

国労郡工支部 40人の仲間を信じて共に進んでいく 橋本光一さん(国労郡工支部)  9・11郡山闘争、お陰様で大成功でした。万障ある中、参加して下さった皆さん、参加者を組織してくれた皆さん、裏方の皆さん、後押ししてくれた皆さん、本当にありがとうございました。 郡工支部開催が中止になり、これに対して、闘わずして砕かれるのか、いや、そうはさせない! という全国からの決起。たくさんの国労の仲間の顔が見えました。動労水戸のストライキでの参加。動労総連合青年の9・6郡山青年交流会からの
月刊『労働運動』34頁(0295号04/02)(2014/10/01)



★9・11外注化阻止闘争をたたかって

「被解雇者に組合員資格なし」9・3国労組合員資格確認訴訟の反動判決を弾劾する!羽廣 憲(国労小倉地区闘争団) 9月3日、東京地裁において国労組合員資格確認訴訟の判決が言い渡されました。 私たち原告の請求を全て退け棄却する反動判決でした。この判決の特徴は、企業在籍要件が組合員としての前提だとしているところです。被告の国労を企業別組合だとも言っています。現実と矛盾しているのは明らかです。 一番許せないのは「退職者も解雇者も、資本に雇用されていなければ組合員ではない」と裁判所が言っ
月刊『労働運動』34頁(0295号05/01)(2014/10/01)



9・3国労組合員資格確認訴訟の反動判決を弾劾する!

「与党の一部との連携」という本部方針許さず、戦争と民営化阻止を訴えた!民営化阻止訴え国鉄署名436筆 8月28~29日に大分県別府市で自治労第87回定期大会が行われた。「戦争協力拒否! 『与党の一部との連携』の本部方針を許すな!」を合言葉に、地元九州を中心に全国から「階級的労働運動で闘おう」と結集した部隊は39人。昨年の大阪大会に次ぐ結集だ。既にこの時点で部会の団結は最高潮だ。 7.1情勢下、絶対反対路線で闘う我々こそが階級闘争の主流派だと確信をもって登場した。大会会場のメイ
月刊『労働運動』34頁(0295号06/01)(2014/10/01)



自治労定期大会闘争報告

安倍の「教育改革」は民営化と団結破壊だ!教育労働者は戦争教育と民営化に反対しよう!教育労働者部会 安倍の「教育再生」は、新成長戦略の「重要課題の一つ」に位置づけられ、「我が国の危機回避に向けた4つの基本的方向性」(「第2期教育振興基本計画」)と、体制の延命をかけた攻撃だ。第1、第2次安倍政権下で15本の教育関連法を成立させ、改悪教基法の実行を狙っている。それは、「改正された教育基本法の理念が十分に実現していない」(教育再生会議第1次提言)と、教育労働者の現場の抵抗への強烈な危
月刊『労働運動』34頁(0295号07/01)(2014/10/01)



安倍の「教育改革」は民営化と団結破壊だ! 教育労働者部会

小泉義秀(東京労組交流センター事務局長)固定残業代というごまかし  労働基準法第37条は、時間外労働に対する割増賃金の支払いを規定しています。しかし小竹運輸グループにおいてはその割増賃金が、時給600円しか支払われていません。通常残業も深夜割増も一律600円です。「固定残業代・見なし残業代が別途支払われている」という理由でごまかされてきたのです(9月号中村委員長原稿参照)。 固定残業代、見なし残業代というのは「あなたにはあらかじめ50時間分の固定残業代を支払います。時間外労働
月刊『労働運動』34頁(0295号08/01)(2014/10/01)



労働組合運動の基礎知識 第1回

(写真 9・11外注化阻止デモの解散点のJR郡山駅前) ふくしま合同労組は、9・11闘争成功のため郡工労働者と一体で闘った! 藤井千賀子(ふくしま合同労組書記長)  9・11闘争に向けて、郡工労働者への朝ビラは、月2回から週1回へとペースを上げてまいてきた。ビラの内容は、工場労働者の意見や感想をその都度聞きながら、それを次のビラに反映し、現場と呼吸した良いものになっていった。最近はマンガなども入り読みやすく、思わず笑いも出る楽しいビラになっていた。 このビラを地区の労働者と
月刊『労働運動』34頁(0295号09/01)(2014/10/01)



闘う合同・一般労組 ふくしま合同労組

戦争と「女性の活用=一層の収奪」を宣言する安倍を倒そう!婦人民主クラブ全国協議会30周年に参加して 全国女性部事務局長 辻川あつ子  8月23,24日婦人民主クラブ全国協は、東京都内において第31回総会と30周年記念集会を開催しました。30周年記念集会には、労組交流センター女性部は、岸上部長をはじめ女性部会員も駆けつけ、共に闘う決意を再確認しました。 記念集会の冒頭では、婦民本部から30年前に分離・独立となった大会で、壇上占拠・つかみ合いで婦民の三色旗を守る(奪う)スライド
月刊『労働運動』34頁(0295号10/01)(2014/10/01)



ひめじょおん 女性部から 婦人民主クラブ全国協議会30周年に参加して

 1954年尼ヶ崎製鋼争議(1)  1951年から53年にかけての鉄鋼業の戦後第一次合理化計画は、時代遅れになっていたこの産業を最新技術により世界的水準に追尾させる大計画でした。日本の鉄鋼業は伝統的に大手の一貫メーカー(製鉄・製鋼両部門を擁する。八幡・富士―のち合体して新日本製鉄、それと日本鋼管)と、製鋼・鋼材に特化した中規模の「平炉メーカー」が併存していましたが、この合理化を経て後者の一部が一貫メーカー化し、またこれら大手の圧延部門(鋼材製造)に技術革新が集中し、従来の製鋼
月刊『労働運動』34頁(0295号11/01)(2014/10/01)



戦後労働運動史の中から 第16回

○9・21住宅闘争が爆発! 生きさせろ! 全てを奪い返せ!○階級の根底的怒りの決起が始まった! 平沼和典 (全水同盟事務局長、南大阪交流センター)  西郡の8家族に対して、8月26日八尾市は300人もの警察権力で村を制圧し強制執行に突っ込んできました。階級の怒りがいつ爆発するかわからないという敵の恐怖のあらわれです。村には住宅追い出し・解雇・生活破壊への怒りが充満しています。 そして現業民営化と首切りです。強制執行に対して「8家族の団結を守り、勝利者として世の中を根底からひ
月刊『労働運動』34頁(0295号12/01)(2014/10/01)



地平線 9・21住宅闘争が爆発!

 青年の声 郡山総合車両センター前での訴え 動労千葉青年部・木科雄作さん 幕張車両センターでも外注化が進められております。若い人たちみんなには不安があると思います。その不安を隠さなくてもいいんですよ。共有していくことが必要なんですよ。どうしたら将来光が見えるようになるのかと一緒に話し合って、考えて行動していくことが大事なんじゃないかと僕は思います。最初は1人でも2人でもいいんです。みんな不安を持って苦しんでいるんだから、絶対にわかり合えるはずです。 協力会社の社員の皆さんに
月刊『労働運動』34頁(0295号13/01)(2014/10/01)



青年の声 編集後記 日程

 北中城村議選で宮城盛光さん当選 9・7沖縄2014年統一地方選挙において沖縄県の北中城村議会議員選挙が闘われた。9月7日の投開票で、保育所の民営化絶対反対、非正規職撤廃、改憲・戦争阻止をかかげる宮城盛光さんが、前回の選挙を上回る票数と順位で8期目の当選を勝ちとった。  9・14米子国鉄集会で今秋国鉄決戦へ 9・14鳥取9月14日、9・11郡山闘争の熱気冷めやらぬ中、米子市文化ホールで国鉄集会がおこなわれた。11月1万結集へむけて全国の仲間の先陣を切って、今秋国鉄決戦への総
月刊『労働運動』34頁(0295号14/01)(2014/10/01)



Photo Document 2014年9月