2010年7月7日発行
会社は、労働者に責任転嫁するな!
「大混乱必死だ、7/1強行するな」と現場の労働者が言っていたのに現場のせいにするとは何事だ!
これは郵政民営化が破綻した現実だ!
7月1日、郵便事業会社は宅配便事業の統合を強行しました。しかし、統合初日から完全に破産して、職場には荷物がぼう大に積まれ、大混乱し、配達がとどこおり、とんでもない破綻(はたん)をさらけ出しています。
一時はトラック50台が滞留!
新東京郵便局では、到着の作業をマニュアルを見ながら行うような状態で、1台の伝送便を処理するのに通常の倍以上の時間がかかり、そのためホームにトラックが入りきれず、局前の明治通りに数珠(じゅず)つなぎに列び、一時は50台以上が滞留する事態が発生しました。「ブツ量の増加に比べて、作業する労働者が少ないので、当面はこの状態が続く」と職場の労働者は言っています。
集中局の新東京や東京多摩局がこのような状態の一方で、一般局も大混乱が続きました。
「翌朝」も到着していない!
銀座局では、新東京での業務がパンクしたために、1日朝からブツが定時に到着せず、「翌朝」も来ていない状況でした。