月刊『労働運動』34頁(0352号16/01)(2019/07/01)
星野文昭さんが生涯をかけた人間解放の闘いを引き継ごう! 星野暁子さんと共に私たちも闘う!
ZOZOタウン賃上げから見えてくるもの、編集後記、まんが
■甦る労働組合
※表紙の写真は、5・1メーデーに815人が結集し、銀座をデモする隊列
西田 貴広(全国労組交流センター常任運営委員 全逓部会)
全国労組交流センターが結成されて30年です。総評解散以降、既成の労働組合の多くは、民営化攻撃に屈服し、解雇撤回を投げ捨て、ストライキを放棄しました。
しかし、全国労組交流センターは、小なりといえど労働組合の原理・原則を守り抜いて闘ってきました。そしていよいよ、戦後最大の雇用破壊と生活破壊攻撃が、改憲攻撃と「働き方改革」の名のもとに開始されようとしています。その焦点に労働組合解体攻撃が据えられています。闘う労働組合を甦らせ、ストライキを復権し、改憲攻撃と「働き方改革」攻撃を国鉄決戦で粉砕しよう。
労働組合にこだわって、原理・原則を曲げず闘うことが重要です。何よりも「戦争絶対反対」で闘うことです。戦後の労働組合運動の出発点は、戦争を二度と起こしてはならないという怒りでした。戦争を引き起こす原因は、一部の金持ちの利益の分捕りあいです。資本家(ブルジョア)の利益のために戦争に駆り出されて殺されるのが労働者階級です。労働者に国境はないという立場、国際連帯で闘うことが重要です。
月刊労働運動 2019年06月号 目次
5・1メーデーに815人が結集
戦後最大の労働政策転換と対決 国鉄闘争全国運動6・9集会へ
4・27動労総連合第33回定期中央委員会の報告
尼崎事故を繰り返すな! JR弾劾し現地で集会・デモ
産別・戦線の闘い第25回 郵政労働者労働者の闘い 郵政非正規ユニオン第7回定期大会の報告