映画紹介、編集後記、まんが
「国鉄」と一致するもの
全国労働組合交流センター結成30周年
2019年は、全国労組交流センターにとって30周年という節目の年になります。激動情勢で全国労組交流センターの飛躍が問われていて、交流センター運動を発展させる年にしていきたいと思います。
全国労組交流センターが生まれたのは、国鉄分割・民営化が強行され、総評解散・連合結成の1989年でした。ナショナルセンターが解散するという日本労働運動の全歴史の中で最大の転換点の年でした。労働運動の後退の中で、われわれに何ができるのか、中野洋前代表と佐藤芳夫さんが相談して立ち上げたのが全国労組交流センターでした。(2018年12月18日の11月集会総括会議で動労千葉・田中委員長が提起より)
スケジュール案内
全国労働組合交流センター第26回全国総会
●日時:2019年2月2~3日
●場所:千葉市内
全国労働組合交流センター結成30周年記念レセプション
●日時:2019年2月2日(土)18時30分開会
●場所:千葉DC会館
■甦る労働組合
奪われてきた団結を取り戻し、2019年勝負の年へ!
※表紙の写真は、11月25日、「獄中44年を許せない 星野文昭さんを自由に!」を掲げ高松市内をパレード
星野 勝紀(全国労組交流センター常任運営委員、全逓部会)
2018年、米・中の貿易戦争が武力衝突に転化してもおかしくない情勢の中で、帝国主義間の争闘戦はますます激化してきました。そうした情勢下で、安倍政権も遅れをとってはならないと、危機にかられた結果が改憲と働き方改革の推進でした。これは戦争をするためのひとつの攻撃です。
国鉄分割・民営化以来、新自由主義攻撃として貫かれてきたことは、改憲・戦争と民営化―労組破壊でした。戦後の終身雇用、年功序列賃金、企業内組合というあり方を根底からひっくり返すものとして貫かれています。それはなぜか。資本主義国家が成り立たなくなった証左です。一国の主が人民を食わせられなくなった姿です。資本主義の最後の延命策としての新自由主義は、労働力の再生産も出来なくなりました。それは、超人口減少などと言われて、あたかも自然現象かのように言われていますが、冗談ではありません。国家的な人件費削減合理化=民営化の成れの果ての姿に他なりません。
月刊労働運動 2019年01月号 目次
甦る労働組合
奪われてきた団結を取り戻し、2019年勝負の年へ!
結成30年、改憲阻止で荒々しい階級闘争の復権を!
動労総連合第33回定期全国大会
3月ダイ改合理化・乗務員勤務制度改悪粉砕!
国鉄1047名解雇撤回闘争の新たな闘いに踏み出し、2・10国鉄集会へ!
関生支部への弾圧は改憲・戦争攻撃の最先頭の攻防
●郵政労働者の東京都労働委員会闘争の報告