「国鉄」と一致するもの

月刊「労働運動」2013/8月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
1047名解雇撤回! JR復帰! を闘い!
中村 仁 常任運営委員 動労千葉執行委員

  6・9国鉄集会で、「9・25判決までの4カ月間は、国鉄闘争の最大の正念場であり、階級的労働運動が登場できるかどうかのかかった闘いである。目の色を変えて、闘いと組織化に総 5月8日、東京高裁・難波裁判長は、すべての証人申請を却下し、一切の事実調べを拒否して動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審の結審を強行した。「国鉄分割・民営化」が国家的不当労働行為によって行われた事実が白日の下にさらされることを恐れた国家権力が裁判所とぐるになって、そのことをなかったことにしなければと躍起になっている。絶対そんなことは許されない。
 先日、動労千葉と弁護団との打ち合わせがあり、難波裁判長の反動結審に対して、弁論再開の申し立てを8月22日(木)15時に行うことを決定しました。
 新たな証拠として「国鉄改革前後の労務政策の内幕」なるものにおいて明らかになったことは、井手正敬と葛西敬之が斎藤英四郎JR設立委員長を訪れ、停職処分を受けた職員を排除する基準作成を要請し、最終的に斎藤委員長の指示で国鉄(葛西)が不採用基準を作成したという事実であり、この証拠は、「国鉄とJRは別法人」のウソを明らかにしました。この事実を知る葛西、井出の証人申請が絶対必要であることを強く訴えていきます。

(写真中村 仁 常任運営委員 動労千葉執行委員)
 

 

月刊「労働運動」2013/7月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
団結した組織力で情勢を切り開こう
西田 貴広 常任運営委員全逓

  6・9国鉄集会で、「9・25判決までの4カ月間は、国鉄闘争の最大の正念場であり、階級的労働運動が登場できるかどうかのかかった闘いである。目の色を変えて、闘いと組織化に総力で取り組もう」という確認がなされたと思います。
 この確認を実現するために、交流センターに結集する仲間は、今までの活動スタイルを一変させ、自分の全存在をかけて職場、地域で残り3カ月の決戦を闘い抜こう。
 今や資本主義を打倒して、労働者階級の未来を切り開けるのかどうかのかかった決戦として、国鉄闘争は激突局面を迎えています。この間の攻防は、87年の国鉄分割・民営化以上に常識を逸脱しています。動労千葉の1047名解雇撤回裁判と昨年の10・1外注化攻撃は常識も論理もない、外注化ありき、不当判決ありきの攻撃です。こんなことを許したら、どんなひどい攻撃も許される世の中になってしまいます。絶対に許してはなりません。怒りに燃えて闘いに立ち上がろう。

(写真 国鉄闘争全国運動6・9全国集会に1800 人【東京・文京シビックホール】)
 

 

月刊「労働運動」2013/6月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
賃下げ反対ストで安倍改憲内閣打倒へ
佐藤 賢一 常任運営委員 自治体労働者部会代表

 自民党・安倍政権がわれわれの賃金の決定権を持っているのか。憲法が、人事院が、労使交渉が踏みにじられています。安倍政権が暴力をむき出しに襲いかかっているときに、反撃しなければ際限のない屈服が毎年強要されます。生き残るためには絶対反対の方針しかありません。自治体労働者部会は、政府・自民党による戦後始まって以来の暴力的公務員賃下げの攻撃に対して、賃下げ絶対反対、ストライキ貫徹を掲げて全国で闘っています。そして、ついにストライキを青年労働者がけん引し始める情勢が生まれています。

(写真 自治労第145回中央委員会参加者に「公務員賃下げ絶対反対、スト貫徹」を訴える【5月23日 東京・有明】)
 

 

月刊「労働運動」2013/5月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
現場労働者の中に深く入り、5~6月決戦で安倍政権を打倒しよう
大熊 豊彦 常任運営委員 全逓

 1~4月の輝かしい勝利の地平を踏まえて、5~6月決戦で、交流センターとして闘いを推し進めていく核心は、4大産別を中心にした各産別の交流センター会員の職場実践における奮起と行動です。職場闘争を気概をもって勝ちとることを中心に据えよう。党派闘争、会社当局による悪辣な妨害に打ち勝ち、現場労働者の中に深く入っていくことが一番です。

(写真 偽装請負・違法出向弾劾の抗議行動に立つ動労連帯高崎・漆原副委員長と支援【4月1日 籠原駅前】)

 

月刊「労働運動」2013/3月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

13春闘で、青年労働者の怒りを爆発させよう!
赤羽 進彦 精研労組青年部書記長、全国労組交流センター青年部長

 仕事がない、青年の半数が非正規。超低賃金で生きていけない。結婚できない。青年の死因トップが「自殺」、生きるために労働する職場で「殺される」……。
 これが青年労働者の現状そのものであり、許しがたい現実なのである。青年労働者は、この許しがたい現実、日々ギリギリの現実の中で、怒りを解放されることもできずに生きているのだ。
 この青年労働者のギリギリの生存と誇りと怒りを解放するために、今春闘で、青年の怒りのすべてを爆発させる先頭に立とう。
 だからこそ、その中心に国鉄決戦が座るということが決定的だ。JRでの攻防こそ社会全体をめぐる最先端の攻防であり、地域・産別を越えた青年労働者の怒りで安倍と資本家を打倒するのだ。

(写真 2・24橋下打倒集会に全国から720名が結集【大阪市役所前】)

月刊「労働運動」2013/1月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

安倍政権打倒! 2・17国鉄集会へ!
吉野 元久 副代表運営委員 国労上野支部

 12・16衆院選は、自公で定数3分の2を超える325議席を取り、極反動安倍政権の登場という結果となった。自民党の議席増は、わずか30%の得票で60%の議席を得るという小選挙区制のおぞましい効果だ。投票率は戦後史上最低レベル、膨大な白票、民主党・連合の歴史的敗北、日共の低迷と社民党の没落・瓦解。労働者階級人民の不信と怒りはいっそう高まっている。今や、日本階級闘争はすさまじい大動乱情勢に突入した。
 東京労組交流センターは東京8区(杉並区)の山本太郎氏を支持し、共に闘った。短期間での7万票超の獲得は、石原ファミリー(伸晃)を震撼させた。反原発闘争が、今ひとつ新たな大衆運動の爆発を開始している。
 こうしたなかで10月末、JR東日本が「グループ経営構想V」を発表した。鉄道業務の海外輸出(インドヘのパッケージ輸出契約―11・18ASEAN首脳会議での野田=シン首相会談合意)と検修業務のさらなる外注化(東京支社4月実施)、駅業務の全面外注化=グループ企業の再編成(2013年4月、JR東日本ステーションサービス(仮)設立を計画)を加速させ、さらなる青年労働者の出向・転籍・非正規職化に突き進んでいる。

(写真 2012年12月12日付 日刊ゲンダイ)


月刊「労働運動」2012/12月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

外注化阻止・非正規職撤廃の第2ラウンドへ!
自信を持ってこの道を進もう
 羽廣 憲 常任運営委員 国労九州小倉地区闘争団

 11・4労働者集会は、10・1の外注化決戦を階級的労働運動路線で闘い抜き、11月労働者集会を勝ちとった地平に立って次なる闘いに突入する出発点を築きました。
 私は、その日、日比谷野音の壇上から、解雇撤回を貫く国労闘争団の一人として、小玉忠憲原告に対する10・11鉄道運輸機構訴訟控訴審の1047名闘争破壊の反動判決を弾劾すると共に、5・27国労臨時大会闘争弾圧を仕掛け、組合員資格を勝手に奪った国労の歴史を国労組合員の手でつくり変える決意を明らかにしました。
 いよいよ外注化阻止・非正規職撤廃の「第2ラウンド」をいかに闘うのかが問われています。
 労働組合が新自由主義の激しい攻撃に屈服する中で、単なる抵抗勢力にとどまることなく階級的労働運動を真正面から大胆に提起しよう。資本による団結破壊と取り引きしてきた体制内労働運動から、団結を総括軸にする階級的労働運動で勝利できることを証明しよう。そして団結を奪われた状態が普通の青年労働者に団結して資本と闘うことのすばらしさを知ってもらうには、私たちが実践することでしか伝えられません。

(写真 11・4労働者集会で訴える羽廣憲さん)


月刊「労働運動」2012/11月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

白石 滋 常任運営委員、国労新橋支部

 闘う労働組合が、時代の前面に登場する時が来た。「大恐慌がもたらす大失業と戦争」の時代に、今こそ闘う労働組合を復権しよう。今日の現実に怒り、「こんな社会を変えたい!」と考える労働者・市民は、「外注化阻止・非正規職撤廃! 新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!」を掲げる11・4労働者集会に仲間と集まろう。
 10月3日、インドネシア初のゼネストは、全国31市・県の88工業団地で、280万人の決起で闘われた。ゼネストはインドネシア労働者評議会が呼びかけ、「派遣労働の禁止・社会保障の充実と早期実施・賃金引上げ」の要求が掲げられ、「アウトソーシング(外注化)をやめろ」がスローガンだ。新自由主義との闘いは、世界の労働者共通の課題だ。
 戦後日本の労働運動は、80年代の「国鉄分割・民営化」から始まった新自由主義攻撃に対抗できず、闘わないことによって体制内に取り込まれてきた。その結果生み出されたのが、非正規職と貧困におとしめられた今日の青年労働者の現実であり、すべての産別職場の労働現実だ。

(写真 インドネシアの労働者は、賃上げ、派遣労働禁止などを求め、280万人がゼネストに決起した【10月3日 西ジャワ州】)

 


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JR東 検修部門の外注化弾劾!

動労千葉がストライキ決行中

国鉄分割民営化型の首切りを許さない!

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月刊「労働運動」2012/9月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

白石 滋 常任運営委員、国労新橋支部

自らの職場で資本と激突し、動労千葉労働運動=階級的労働運動を実践しよう

 まさに勝負どころがきている。動労千葉が検修業務の外注化という強制出向・首切り、組織破壊攻撃に組織の総力を上げて立ち向かっている。国労が職場から闘いをまきおこすことが問われている。
 今、交流センターの会員がやるべきことは、自らの職場・事業場で動労千葉労働運動=階級的労働運動を実践することである。あらゆる組合・職場からJRへの怒りを組織し、偽装請負と安全破壊の外注化を社会問題にし、それと一体でみずからの職場の課題をめぐって資本との激突を組織していく。労働者に共通した不平・不満や怒りの声を組織して、会社や闘わない組合指導部にまずぶつかっていく。この実践が待ったなしに問われている。組織の存亡をかけて闘う動労千葉と一体で闘うとは、この実践ぬきにない。
(写真 国労第81回全国大会初日、会場前で訴える「共に闘う国労の会」【7月26日 静岡県伊東市】)

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