「国鉄」と一致するもの

大赤字の責任は経営陣が取れ! - 全国労働組合交流センター

z100917.pdf

 2010年9月17日発行

 大赤字の責任は経営陣が取れ!
労働組合が問われている!現場から作り直そう!
戦争と労働組合破壊の菅政権を打倒しよう!
非正規職推進とアジア侵略の「新成長戦略」粉砕!

 郵便を金もうけの道具にした大まちがい

 民営化とは英語で言い換えるとprivatization =「私有化」です。郵政事業は民営化によって「国民のもの」から「経営者の私的所有物」に代わり、経営方針の基準は、以前の「国民生活の基礎を守る」ではなく、「経営者がいくらもうけるか」に変わったのです。労働者にいかに多く働かせるか(!)です。経営陣は「佐川、ヤマトの2強と競争して勝つ」と公言しました。過酷で有名な佐川やヤマトと労働かこく強化を競うという意味です。
だからJPEXのようなムチャクチャな労働強化の計画が「郵政民営化の戦略事業」となったのです。中身は「8割の非正規職化と、SD(サービスドライバー)に象徴されるすさまじい労働強化」です。病休なし! 冬期・年始休暇もなし! 賃金は固定給4割カット! 定期昇給もなし! これをテコに「郵政労働者全体の働き度を3倍に高める」。それが郵政民営化でした。

月刊「交流センター」9月号 発行 - 全国労働組合交流センター

1009.pdfg1009.jpg

労働者の目

青年労働者の現状を変える新たな労働運動を! 星野 勝紀 副代表
JP労組銀座局支部

いま、私たち青年労働者の約半数が非正規雇用を強いられています。正規職でもサービス残業、労働強化が当然のようにまかり通っています。仲間同士で競争させられ、年間3万人を越える労働者が自殺に追い込まれ、秋葉原事件やマツダ事件といった悲惨な事件が起こっています。民営化・外注化・非正規化が野放図に拡大され、社会全体が崩壊しつつあります。
では、労働者の生活と権利を守るべき労働運動はどうなのでしょうか。労働組合のない職場が増えています。労働組合があっても、労使協調で当局・資本とまともに闘わないことが当たり前になっています。御用組合の幹部は、自分たち団塊の世代の「逃げ切り」のことだけを考え、私たちの将来などかえりみようともしません。
4月9日、日本の労働運動の中心で多くの支援や連帯を集めて闘われてきた国鉄1047名解雇撤回の闘争の「政治和解」が成立しました。解雇の撤回どころか、雇用も年金もない金銭和解です。

jr100903.pdfjr100903a.jpg

 「このままではやってられない!」  仲間を集めて声を上げよう
 JR東日本はグリーンスタッフへの労働強化、雇い止め解雇をヤメロ!

 JRで働くみなさん。一人で悩まず、相談してください。  怒りを寄せてください。【アドレス】ikarinokoe50@yahoo.co.jp

 徹底した外注化と非正規化に青年から怒りが噴出!

 「コスト削減」のもとJRで大規模に導入された契約社員(グリーンスタッフ)制度。JR民営化破綻の矛盾を背負わされたその現実を知れば、本当に怒りがこみあげてくる。
 契約社員の仲間は、ほとんど説明もないまま、入社して、いきなり正社員と同じ24時間拘束の泊まり勤務につく。8~9回の泊まりと4~5日の日勤で法定労働時間めいっぱい働かされても残業代はつかず、月収は手取りで16万円程度。また、事故や故障で列車が止まったり遅れたりすれば接客の矢面に立たされる。事故や故障の詳しい情報も全く知らされないままクレームの処理に忙殺される。「毎日のように起こる事故や故障の対応で乗客から文句を言われ、この一年で10名の契約社員が退職した。その内5名は『パニック症候群』や『うつ』を発病しての退職だ」―新宿駅で働く労働者が現状を怒りをもって語ってくれた。

自治労委員長が賃下げ宣言 - 全国労働組合交流センター

j100903.pdfj100903a.jpg

 8・26~27自治労徳島大会 自治労委員長が賃下げ宣言
徳永委員長挨拶に怒り爆発

本部方針ぶっとばし、9万4千円賃下げ人勧粉砕!
分断乗り越え、外注化阻止・非正規雇用撤廃へ闘おう

自治労・徳永委員長あいさつ
「今や非正規職員は自治体にとって欠かすことのできない戦力であり、そのパフォーマンスは自治体行政サービスを左右するようになっている。…今改めて国や自治体の財政を含めて、冷静かつ中長期的に取り巻く状況を分析したとき、正規・非正規の均等待遇実現のためにもう一歩進んだ運動展開をする必要がある時期に来ている。財政再建が図られる中で歳出の見直しが必然となり、人件費もまた対象になっていく。非正規職員が搾取されている自治体の現実を改善させるためには、正規職員と非正規職員の賃金シェア(分かち合い)をする方策を大胆に採用すべきである。
…非正規職員の処遇改善のために正規職員を含めた総原資のあり方について議論を開始し、例えば本年の場合は人勧削減原資を非正規職員の処遇改善に確保する交渉協議を行う。来年の春闘に向けた議論の中でさらに深化してまいりたい」
徳永委員長の総括答弁
「原理原則が通った方針だけで解決できるのか。…どのような政治的現実の中に置かれているのか。社会的には多数派ではない。そのことによって結果として政策の実現がかなわないということでは意味がない」

自治労第82回定期大会議案弾劾! - 全国労働組合交流センター

j100821.pdfj100821a.jpg

全国自治体労働者通信 No.10 2010.8.21

自治労第82回定期大会議案弾劾!

「社保庁型」公務員360万首切り協力の自治労「グランドデザイン構想」粉砕!
現場の怒りを爆発させよう! ただちに本部打倒の職場討議巻き起こし、徳島大会決戦へ

 2010年自治労徳島大会(8月26~27日)議案は、菅民主党政権の掲げる「第三の道」「強い経済、強い財政、強い社会保障の実現」への「積極的支持」を表明し、総括と方針の全編にわたって「持続可能な日本社会のグランドデザイン構想」をおしだした。
自治労「グランドデザイン構想」が全自治体労働者にもたらすのは、社保庁労働者が受けたのと同じ運命だ。
社保庁解体・民営化は、自・公に代わって政権の座に就いた民主・社民・国民新党連立政権によって強行された。連合も正式参加していた年金機構設立委員会が2万人の社保庁労働者全員の解雇・選別採用を具体的方針として決定し、自治労本部がそれを許し一体となって進めたのである。

j100809.pdf

(2010年8月9日発行)

j100809a.jpg

青年労働者に訴えます!

 国鉄闘争を武器に、大恐慌に立ち向かう青年部をつくろう
公務員首切りの民主党・菅政権と自治労本部打倒!

 自治体で働く正規・非正規職の労働者のみなさん。青年労働者のみなさん! 公務員労働運動をめぐって歴史的な決戦がはじまりました。民主党・菅政権が「第三の道」「強い経済・強い財政・強い社会保障」と称してやろうとしていることは「地域主権改革」=道州制による360万公務員全員の首切り・非正規雇用化であり、大増税です。国家財政破綻の責任をすべて私たち労働者に押しつけようとしているのです。社会保険庁労働者525名への分限免職=首切りはそのはじまりです。

 政府と組合が一体となって首切り・賃下げを推進!

 重大なことは、労働者の立場に立つべき自治労本部が民主党政権を全力で支え、この攻
撃を推進していることです。8月定期大会議案では「持続可能な日本社会のグランドデザ
イン構想」などといって「交渉による納得感のある公務員人件費削減」を提案する自治労
本部…もういい加減にしろ! この現場からの怒りが7月11日の参院選でたたきつけられ、民主党は惨敗。自治労組織内候補・江崎孝氏への投票は前回の4分の1以下に激減しました。口先ばかりの共産党も大敗。当然です。
議会による労働者支配は崩壊し、民主党・菅政権と自治労本部は最大の危機に立たされています。そしてそうであるが故に、ますます私たち労働者への攻撃を強めようとしています。
今こそ労働組合、とりわけ青年部の出番です。大恐慌と財政破綻の責任は労働者には一切ない! 私たちは日々、必死で自治体業務を回しているんだ! 首切り・賃下げ・非正規雇用化などもってのほかだ! この現場の声をひとつに束ね、大恐慌にストライキで立たばち向かう青年部をつくろう!

j100803sh.pdfj100803a.jpg

社保ニュース№13 2010年8月3日

国鉄1047名解雇撤回!
社会保険の分割・民営化反対!
日本年金機構の選別雇用弾劾!
生活破壊と戦争の道州制反対!
闘う労働組合を甦らせよう!

公務員首切りの菅民主党・連合政権打倒!
8.10~12広島人事院公開審理に立ち上がろう!

・「社保庁廃止」という歴史的な不正義を暴くため、仲間を信頼し、在職者と元社会保険職員は525名の分限免職者と共に闘おう!
・全国78名の人事院不服申立者は、新たな国鉄全国運動を実践しよう!
・一人の首切りも許すな! 解雇撤回を貫こう! 労働組合の原点に立ち返ろう!
・処分対象の「事故」、「事件」、「問題」は全て当局の責任だ! 全ての処分を撤回せよ! 希望者全員の採用を!

旧社会保険事務所(年金事務所、事務局、健康保険協会等)で働く労働者の皆さん、厚生労働省等の再雇用先で働くすべての労働者のみなさん、そして、自治体労働者の皆さん、全ての労働者のみなさん!
8月10日から12日かけて広島合同庁舎3号館において、私、平口雅明の人事院公開審理が行われます。社保庁廃止による分限免職処分に対する不服申立では、全国で初めて行われる公開での審理です。この公開審理で徹底的に「社保庁改革」の不当性、不正義性を暴き、処分者を弾劾し、公務員360万人首切り=道州制攻撃の始まりとしてなされた「いったん全員解雇・選別再雇用」の社保庁廃止を粉砕しましょう。この傍聴闘争に、広島県内は及ばず、全国から多くの仲間が駆けつけてくださるよう心から呼びかけます

(写真 △5月名護市辺野古にて、沖縄闘争と一体で解雇撤回を闘う決意を述べました。)

月刊「交流センター」8月号 発行 - 全国労働組合交流センター

1008.pdfg1008.jpg

労働者の目

参院選結果を見据え、全国運動3千会員実現へ

清水 匠 常任運営委員 動労千葉執行委員

 7月11日の参院選は、菅民主党の大敗北という結果に終わり、政治危機は底なしの激化の様相を示しています。国政選挙において、労働者を代表する、労働者の怒りを体現する政党が皆無だというところに、今日の労働運動の危機的現状があります。公務員労働者への300万人首切りの大攻撃と大増税を狙う民主党・菅政権との攻防は、労働組合・労働運動を主戦場にして闘われることは、一層鮮明となりました。
 6月13日の1047名解雇撤回全国大運動の集会は、新たな労働運動への挑戦という今日的に最も切実な課題を掲げて成功しました。その後全国各地で、動労千葉を支援する会が次々と結成され、「国鉄闘争の火を消すな」という呼びかけに応える闘いが始まっています。
 動労千葉は、7月14日、鉄道運輸機構に対し1047名解雇撤回の申し入れ行動を行い、7月28日には鉄建公団訴訟と東京地裁包囲デモが闘われます。こうした闘いのひとつひとつを重視するとともに、物販活動の組織化、支援する会の組織化、全国運動の組織化・全国3千会員の結集にむけて全力で立ち上がることを訴えます。

j100722.pdf

 2010年7月22日発行

 許すな!「55歳以上大幅賃下げ」勧告 これが菅民主党・連合政権の正体だ

 労働組合としての闘う団結が問われている!  公務員攻撃、分断と賃金破壊を許さず、絶対反反対で闘おう

 7月11日の参院選で民主党は惨敗。昨年、大恐慌下の8・30総選挙で自民党支配にとどめを刺した労働者の怒りはますます高まり、今度は菅民主党政権に大敗北を強制したのです。「最低2割賃下げを提案した前労働局長・江崎たかし候補に誰が投票するか」。自治労組織内候補に現場の怒りが爆発。前回得票の4分の1、東京、沖縄はじめ各地で10分の1、20分の1以下に激減。労働者に首切りと低賃金を強制するブルジョア議会制も連合支配も音を立てて崩れようとしているのです。資本主義は終わりだ。財政危機と政治支配の危機を公務員攻撃でのりきろうなんて許せるか!「2年連続賃下げに加え、55歳以上は2%賃下げ」と報道される8月人事院勧告粉砕! ギリシャの労働者のように絶対反対で闘おう!
日本資本主義は、巨大資本救済で国の債務1千兆円超というギリシャ以上の財政破
たんの危機と政治支配の危機に突入しました。民主党菅政権はいっそう露骨にブルジョ
アジーと一体化し、公務員攻撃を突破口に労働組合を破壊して労働者を分断し犠牲を
集中する新自由主義攻撃に突進しています。
どうして、年収8億9千万円に達する日産ゴーン会長のような資本家のために労働
者が犠牲にならなければならないのか。賃下げと首切りを絶対に許さない。労働組合
の闘う団結が問われているのです。

z100716.pdf

 2010年7月16日発行

 ふざけるんじゃない!

 破綻の責任を労働者のせいにするな

 「混乱は従業員の不慣れが原因」「7月1日統合は間違っていな」だと

 鍋倉社長は皆の前で土下座して謝れ!

 郵便局で働くすべての労働者のみなさん。
宅配統合破綻の責任を居直り、すべてを現はたん場労働者のせいにした鍋倉郵便事業会社社長に全国で労働者の怒りが爆発しています。
2日遅れ3日遅れのゆうパックを配達するたびに配達先で怒鳴られ、平謝りするしかない仲間たち。ろくに休憩休息もとれず連日目を真っ赤にしてフラフラになっている深夜勤の仲間たち。自分たちには何の落ち度も責任もないのに。ところが、こんな事態を引き起
こした張本人・鍋倉社長は「混乱は現場のせいだ」と言って開き直っているのです。
ふざけるんじゃない。だったら、お前が一軒一軒配達し、客に謝ってまわれ! おれたちが一つでも誤配や遅配したら、始末書や処分だ。今回の遅配は34万4000個だという。
だったら鍋倉社長は、34万4000枚の始末書を書き、34万4000回の処分を受けろ!
おれたち一人ひとりに土下座して謝り、責任を取って辞めろ!
JP労組中央本部とそれに連なる連中も同罪です。こんなデタラメな経営を擁護し、御用組合として郵政民営化を積極推進する一方で、現場組合員を押さえつけてきました。この大変なときに何が「なんば選挙」だ! こんな組合本部だから、こんなことになったのです。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103