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動労神奈川の機関紙を転載

月刊『労働運動』34頁(0301号02/05)(2015/04/01)


動労神奈川の機関紙を転載


■JR3月ダイ改阻止へストライキ決起!
動労神奈川の機関紙を転載

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動労神奈川(2015年3月19日 第1号)

国鉄神奈川動力車労働組合
〒232-0013 横浜市南区山王町4-26-3 ストークビル秋山301
 電話 045-242-1055
 発行責任者 中村幸夫

動労神奈川を結成しました

 2月22日、国鉄神奈川動力車労働組合(略称、動労神奈川)を結成し直ちに闘いに突入しました。動労千葉、動労水戸に続く階級的労働運動の柱が神奈川の地に誕生しました。

ダイ改は労働強化だ

 JR職場で働く青年労働者の皆さん! 動労神奈川は、JR東日本とJR関連会社で働くすべての労働者、正規と非正規の労働者が団結して闘うために結成しました。
 3・14ダイヤ改定は、職場で働く私たちにとって労働強化と安全の崩壊・労働災害、配転と首切りをもたらし、職場の団結の解体をもたらします。動労千葉と動労水戸はダイ改に対してストライキで闘いました。職場の矛盾はこれから現れてきます。動労神奈川は仲間とともに、すべてのJR労働者の利益を体現して闘っていきます。動労神奈川に加入しともに闘っていきましょう。

環境アクセス小田原で団交を開始

 3月12日、小田原駅構内で環境アクセス本社と第1回目の団交を行いました。責任者である深野小田原事業所所長は、現場の怒りを恐れて顔を見せることも出来ず本社の高岡総務部長1人が出席しました。組合の要求は、
①3・14ダイヤ改定での上野東京ラインの開業にともない、これまで東京駅で行っていた全車両清掃の業務がすべて小田原事業所で行うことによって、労働強化になるとともに、現在の要員では出来ない。要員を増やすべきである。
②パート社員、契約社員を全員正社員にすべきである。
・組合員(契約社員)の契約期間を6ケ月から3ケ月に落としたのは不当で6ケ月契約に戻すべきである。
・希望するパート社員を全員契約社員にすべきである。
 これに対して会社側の回答は現場の声を聞こうというものではなく、ダイ改による業務量の増大で今の要員ではできないことを認めながらも「その時はJRに交渉する」と逃げました。
また「(全員を正社員・契約社員にする)考えはない」と組合の要求を最初から受け入れるつもりもありませんでした。
 組合は、組合員がさしたる過失もないのに契約期間を落とされたのは、怒りの声をあげたことに対する不当な処分であり、処分撤回まで闘うと宣言しました。

動労神奈川、堂々の発言

 3月15日東京上野で開催された動労水戸支援共闘結成集会で、青年組合員たちが、動労神奈川を結成して直ちに闘いを開始し雇い止め阻止をかちとっていることを確信をもって報告しました。低賃金で24時間勤務の3Kと言われる過酷な職場で、労働者の誇りをかけた組合結成と闘いの開始に、会場あふれる参加者から熱烈な拍手がおくられ、ともに「動労総連合を全国につくっていこう」と会場全体の決意が固く形成されました。

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青年とともに人生をかけて闘う!

 動労神奈川執行委員長 中村幸夫
 私は、国鉄労働組合を脱退し、労働者階級全体の利益を体現する労働組合を結成し、闘いの道を歩むことを通告します。
 私は、下請けの青年労働者が反乱したことで首を切られることを目のあたりにしています。これを容認することは絶対にできません。
決起した青年とともに動労千葉を手本に、国鉄神奈川労働組合を結成し、闘いの道を進むことを決意しました。
(2・23国労脱退通知書より)

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4・5動労神奈川結成集会にご参加を
(JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄 桜木町駅下車徒歩2分
横浜市健康福祉総合センター4階)
4月5日(日)午後2時 横浜市社会福祉センター
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(動労神奈川の機関紙を転載)