2018年10月アーカイブ

2018年10月 1日発行 第0343号

(写真 乗務員勤務制度改悪阻止!8・25動労総連合総決起集会に200人が結集!) ◎甦る労働組合 「改憲・戦争阻止!大行進」運動を発展させ、労働組合を甦らせて11・4集会1万人結集へ〔特集〕●「改憲・戦争阻止!大行進」運動を発展させ、11月労働者集会へ! ●関西生コン支部弾圧粉砕! 乗務員勤務制度改悪阻止!たたかう労働組合の新たな潮流を! 全国金属機械労働組合 港合同 中村吉政 委員長※全国労組交流センター第31回拡大全国運営委員会の報告 改憲阻止闘争を交流センター運動の中
月刊『労働運動』34頁(0343号00/01)(2018/10/01)


月刊労働運動 2018年10月号 目次

吉本 伸幸(全国労組交流センター常任運営委員、合同・一般労組全国協議会代表) 安倍首相は、自民党総裁選で「いよいよ憲法改正に取り組む時が来た」「秋の臨時国会で、改憲発議の議論を進めてもらいたい」と明言し、石破茂元幹事長を破って3選された。任期は3年だが、我々は直ちに安倍政権打倒に決起しよう! 安倍政権はなりふり構わず改憲を強行し、自衛隊を国防軍にして戦争のできる国家へ突き進み、労働者の生活と権利を破壊し、国家のために命を捧げ死ねと再び戦争を繰り返そうとしている。冗談じゃない!
月刊『労働運動』34頁(0343号01/01)(2018/10/01)


甦る労働組合
「改憲・戦争阻止!大行進」運動を発展させ、労働組合を甦らせて11・4集会1万人結集へ!

全国金属機械労働組合 港合同 中村 吉政 委員長 全国金属機械労働組合港合同の中村吉政委員長から11月労働者集会1万人結集へのアピールをいただきました。関西生コン支部への弾圧粉砕! 今年の11月集会は、これまでの方針に加え、新たに全日建連帯労組関西地区生コン支部への大阪広域協同組合一部役員らと、民族主義を標榜(ひょうぼう)し、広域協同組合の先兵となって労組破壊の宣伝活動を行うレイシスト集団と闘う決意を明らかにする集会になる。 かつて1971年春闘時、当時の全金細川鉄工支部を壊
月刊『労働運動』34頁(0343号02/01)(2018/10/01)


★「改憲・戦争阻止!大行進」運動を発展させ、11月労働者集会へ!
たたかう労働組合の新たな潮流を!
港合同 中村委員長

 9月1~2日、都内で全国労働組合交流センターの第31回拡大全国運営委員会が開催されました。来賓挨拶と基調提起の後、各地区・産別から具体的な実践の豊かな取り組みが報告され、活発な論議が行われました。2日間の提起と討論で、「改憲阻止闘争を交流センター運動の軸にすえよう」という方針が明らかにされました。 【1日目】 ●関西 8月19日に関西の「改憲・戦争阻止!大行進」を結成した。関西生コン支部への弾圧が始まった。執行部が全員逮捕されても闘いはやめない。大阪広域協組の闘いを含めて
月刊『労働運動』34頁(0343号03/01)(2018/10/01)


※全国労組交流センター第31回拡大全国運営委員会の報告
改憲阻止闘争を交流センター運動の中心にすえよう!

 新たに始まった運動と決起を11・4労働者集会の1万人賛同・1万人チケットへ! 全国労働組合交流センターは9月に第31回拡大全国運営委員会を開催しました。約1年間、「改憲阻止闘争を交流センター運動の中心に据えよう」と提起し、討論を繰り返し、今回の会議では、全国から「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会の結成が豊かに報告されました。「改憲・戦争は命を懸けても阻む」という真剣な訴えが、「何とかしたい」という人々の思いと結びつき、立場や違いを越え、一人ひとりが人生をかけ、主体となった
月刊『労働運動』34頁(0343号03/02)(2018/10/01)


●拡大全国運営委員会の総括

 8月25日、17時半から、千葉商工会議所の大ホールで「乗務員勤務制度改悪阻止!外注化粉砕!65歳まで働ける労働条件確立をめざす8・25動労総連合総決起集会」が、動労千葉、動労総連合組合員、支援の仲間など200名が結集し戦闘的にかちとられた。 冒頭、動労水戸の石井真一委員長が、「動労総連合は本日の集会で、乗務員勤務制度改悪を絶対許さず闘い抜く決意を示したい」と開会の挨拶を行った。 続いて主催者挨拶として田中康宏委員長は「闘いが大詰めを迎えている。今回の乗務員勤務制度改悪は改悪
月刊『労働運動』34頁(0343号04/01)(2018/10/01)


乗務員勤務制度改悪阻止!
8・25動労総連合総決起集会に200人が結集!

中村 仁(動労千葉争議団) 9月10日、動労総連合の10名が「解雇撤回・団交開催」を求めて訴えた千葉県労働委員会の第2回調査が開催された。 6023筆の署名を提出  開催に先立ち、全国から寄せられた勝利命令獲得に向けた労働委員会への「6032筆」の署名を受け取らせた。 30年以上に渡って不当解雇と闘い続け、つかみとった新たな真実が、組合代理人より明らかにされた。「訴えている動労千葉組合員も国鉄の作った採用候補者名簿にそもそも載っていた」「不採用基準の策定と適用そのものが不当
月刊『労働運動』34頁(0343号05/01)(2018/10/01)


1047名解雇撤回千葉県労働委員会第2回調査
村上公益委員の審査打ち切り弾劾!

大谷 京子(東京都北区職労)  8月17日、「君が代」不起立被処分者の根津公子さんと田中聡史さん(練馬区石神井特別支援学校教員)をお迎えして、「改憲と戦争を絶対に止めよう」と、55人の結集で「改憲・戦争阻止!大行進」東京北部実行委員会の結成集会が勝ち取られました。 東京北部では、「生きさせろ実行委員会」という陣形で春闘集会や秋の集会を開催してきました。地域の労働組合を軸に、百万人署名運動、NAZENいけぶくろ、星野絵画展実行委員会などを担うメンバーが月1回集まり、情勢を学び
月刊『労働運動』34頁(0343号06/01)(2018/10/01)


「改憲・戦争阻止!大行進」 東京北部スタート!

清水 彰二(群馬合同労組委員長)  8月19日、高崎市労使会館にて「戦争・改憲を考える8・19みんなで歌い、リレートーク集会」が開催され、集会参加者の総意として「改憲・戦争阻止!大行進・ぐんま」の結成宣言が決議されました。これをもって群馬の大行進運動が始まりました。 参加者30人ほどの小さな集会でしたが、集まった一人ひとりの改憲と戦争は何としても止めたいという強い思いが、この運動の大きな展望を示してくれたと思います。発言していただいた方は、農業・環境問題をライフワークにしな
月刊『労働運動』34頁(0343号06/02)(2018/10/01)


「改憲・戦争阻止!大行進」
ぐんま結成の報告

古内 麻美(ちば合同労組)  9月16日に行われた「改憲発議を止める!千葉集会」は、105人の参加で大成功しました。この集会を作り上げていく過程は、今までのように今いる仲間で集会を作っていくやり方ではなく、この間の闘いの中で出会った新たな仲間と共に実行委員会を立ち上げ、会議を重ね、組織化して、「一人ひとりが力を発揮でき、闘いができる」ものを作ろうというものでした。 呼びかけ団体と呼びかけ人からまず挨拶をいただきました。 動労千葉の川崎昌浩書記長は、「自民党総裁選挙で改憲が焦
月刊『労働運動』34頁(0343号06/03)(2018/10/01)


「改憲・戦争阻止!大行進」
千葉結成集会の報告

井尻 勲(広島労組交流センター事務局長)  8・5~6ヒロシマ大行動の歴史的高揚を引き継ぎ、改憲・戦争阻止!大行進広島実行委員会をついに結成しました。 9月17日、広島市東区民文化センターに結集した50人を超える闘う仲間によって、広島実行委員会が結成されました。広島不起立処分撤回裁判原告の平野綾子さん、広島市自治体労働者の福井利明さん、動労西日本委員長の大江照己さん、安芸太田町議会議員の大江厚子さんの4人を共同代表に、広島でも実行委員会がスタートします。闘う階級的労働運動の
月刊『労働運動』34頁(0343号06/04)(2018/10/01)


「改憲・戦争阻止!大行進」
広島実行委を結成!

冨山 小太郎(「改憲・戦争阻止!大行進・関西」事務局) 改憲・戦争阻止は拠点建設の闘いだ!職場、地域で真正面から改憲阻止を訴えよう!  8月19日、改憲・戦争阻止!大行進・関西の結成大会が大阪市内で開催され、大行進運動が関西でもスタートしました。会場には、全国金属機械労働組合港合同と動労西日本を先頭に、八尾北医療センター労働組合や日教組奈良市、高槻医療福祉労働組合などの労働組合と、全国水平同盟や婦人民主クラブ全国協議会、在日の会などの運動団体が、関西一円から集まり大盛況とな
月刊『労働運動』34頁(0343号07/01)(2018/10/01)


関西のたたかいの中から!
「改憲・戦争阻止!大行進・関西」を8月19日に結成!

佐藤 賢一(自治労江戸川区職労)  「安倍政権による改憲案の国会提出に対して組織の総力を挙げて絶対反対で闘う」倉敷市職労決議(抜粋) 「真備地区においては50人以上の人命が失われ、市街地のすべてが水没し、労働者の最大の資産である4000棟の住宅が全壊し、多数の商店や事業所の経営基盤が奪われた。 今回の大災害は、労働者人民の命と生活をないがしろにして、軍事費に血税をつぎ込み、治水対策を放置してきた国の責任であり、歳出削減を目的に強行された市町村合併や非正規職化、民営化と地方切
月刊『労働運動』34頁(0343号08/01)(2018/10/01)


自治労岐阜大会―改憲阻止へ! 倉敷の怒りが全体を牽引した!

橋里 耕悟(NAZENナガサキ 事務局長) NAZENナガサキは、2012年2月に結成されました。安倍政権が登場して、NAZENナガサキの横断幕を作りました。被爆者の城臺(じょうだい)美彌子(みやこ)さんが筆をとりました。一面は「すべての原発を今すぐなくそう」、一面は「憲法改悪は戦争への道」です。NAZENナガサキは原発推進絶対反対と戦争絶対反対を貫いてきました。そして安倍が「改憲を発議する」と言っている今、この闘いが生きるところにきていると思います。 今年の8・9ナガサキは
月刊『労働運動』34頁(0343号09/01)(2018/10/01)


8・9長崎闘争で改憲・戦争阻止闘争の火ぶた切る!

山本志都弁護士 ユニオン習志野が主催した学習会(5月11日)の山本志都弁護士の講演「会計年度任用職員制度とは何か」を掲載します。 ○はじめに  非正規の公務員の実態、特に2020年から導入されることになった「会計年度任用職員」については、なかなかどんなものか理解できない部分があるかと思います。公務に携わっている方や組合活動しておられる方は、言葉だけは聞いておられるでしょうか。昨年に行われた地方公務員法と地方自治法の「改正」により、2020年4月をめざして、野放図な状態になって
月刊『労働運動』34頁(0343号10/01)(2018/10/01)

理論なくして闘いなし 闘いなくして理論なし第19回
「会計年度任用職員制度」とは何か

―「第5章 国鉄闘争の火を消すな!―国鉄闘争の新たな運動」を読んで ― 羽廣 憲(動労総連合・九州委員長)  国鉄闘争全国運動事務局の白井徹哉さんが執筆された5章を何度も読み返して、国鉄分割・民営化の激しさと4・9政治和解時への怒りが思い起こされました。 九州から北海道まで、地方の生活に密着していた国鉄が存在していたことからすれば、民営化後32年、「民営化は間違いであり悪である」ことは誰の目にも明らかだと思います。 2010年「4・9政治和解」が出されたのは民主党政権であり、
月刊『労働運動』34頁(0343号11/01)(2018/10/01)


『国鉄分割・民営化と闘って30年 労働運動の変革をめざして』を読んで
国鉄闘争全国運動の結成とその後の闘いが大きな力!

 ある職場で始業時間が8時30分からとなっているのに、8時15分から仕事を始めていることが明らかとなり、この15分の早出残業時間の未払い残業代を請求することになった。毎日15分でも3年も働けば20万円を超える金額になる。一般的には2年間の請求しかできないが、団体交渉次第ではさかのぼって3年分支払わせたいところだ。 こういう職場で団体交渉を行い、問題になるのが資本の側は「8時15分から仕事を始めるようにと会社は指示はしていません。自主的に15分前から仕事をしていたわけでしょう。
月刊『労働運動』34頁(0343号12/01)(2018/10/01)


労働組合運動の基礎知識 第48回
「早出残業」について

河野 正史(千曲ユニオン)セブン闘争の広がり 昨年3月の降格・減給の攻撃から、千曲ユニオンはセブンイレブン・ジャパン本部との団交を6回行ってきました。 「降格人事」は 私がお店とその従業員の立場に立って、本部を批判したことへの報復のための不利益扱いの不当労働行為であることを明らかにしました。また 、 セブンの売上至上主義が自爆営業・パワハラ・過労死をも生む原因を作っていること等々も併せて暴露しました。2013年の36協定で私が立候補し労働者代表になったにもかかわらず、本部が「
月刊『労働運動』34頁(0343号13/01)(2018/10/01)


闘う合同一般労組
全国のコンビニで働くすべての労働者は団結しよう!

関西労組交流センター女性部  豊中市でこども園廃止反対交流集会を11月23日に予定しています。以下呼びかけ文です。・・・・・・・・・・・・・・ 豊中市による公立こども園の統廃合計画が出されました。26園を17園に統廃合し民営化する計画です。 今、競争と貧困が社会を覆い、子育て困難な時代です。そんな時代だからこそ、公立こども園が必要です。一つだって廃止は許されません。 ◆公立こども園は一園もつぶすわけにはいきません/保育士と保護者が一緒に作ってきた保育園  今まで保育労働者が公
月刊『労働運動』34頁(0343号14/01)(2018/10/01)

ひめじょおん―女性部から
豊中市の「こども園廃止反対交流集会」の呼びかけ文

 民主労総は8月22日午後2時、ヨンサン鉄道会館6階で2018年2次臨時中央委員会を開き、積弊清算・労組活動をやる権利・社会大改革を目標に11月初め「ゼネスト総力闘争」を決意して、ゼネスト闘争決意文を満場一致で採択した。 民主労総はムンジェイン政府の労働政策が後退しているという組織内の総括診断から、国会国政監査以後、国会立法のための常任委稼働が本格化される時期となる11月7日を期して、ゼネストを1日展開するという方針だ。 ゼネスト方式は11月1日から9日まで領域別・地域別総力
月刊『労働運動』34頁(0343号15/01)(2018/10/01)


Workers of the world Unite
労働者は一つ、敵も一つ ◆№39
民主労総は11月初め「ゼネスト総力闘争」決意!

斎藤 郁真(前全学連委員長)  9月1~2日にかけて行われた全学連第79回定期全国大会では、高原恭平新委員長(東大2年)・加藤一樹新書記長(京大1年)を軸とする新執行部が誕生しました。大会の過程においても若い学生たちが議論を終始リードし、産学連携が進み、学生・教職員への管理が激しくなる現状をいかに突破していくのか活発に意見を交換していきました。新委員長・新書記長となった2人の存在は新しい時代の象徴です。 また、東大・京大という、支配階級から本来は次の支配階級を輩出することが
月刊『労働運動』34頁(0343号16/01)(2018/10/01)

地平線
全学連大会で新執行部が誕生!
キャンパスでの攻防と改憲阻止を一体で闘う!

11・4全国労働者集会/改憲阻止!1万人大行進 11月4日(日)正午 日比谷野外音楽堂(JR新橋駅徒歩15分、東京メトロ丸の内・千代田線「霞が駅」徒歩3分、日比谷線「日比谷」徒歩3分、都営三田線「内幸町」徒歩3分)●正午 全国労働者集会▼全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、 全国金属機械労働組合港合同、国鉄千葉動力車労働組合 からの闘いの報告と訴え▼国鉄1047名解雇撤回闘争のアピール▼韓国・民主労総ソウル地域本部などの労組代表の発言▼JR、教労、自治体、郵政、合
月刊『労働運動』34頁(0343号17/01)(2018/10/01)


11・4全国労働者集会/改憲阻止!1万人大行進要項、編集後記、まんが

さようなら原発全国集会 9・17東京さようなら原発全国集会が9月17日、「さようなら原発」一千万署名市民の会の主催で東京・代々木公園で開催された。会場を埋めた8千人は怒りを倍加させ、福島切り捨てを許さず全原発の廃炉まで闘いぬき、沖縄の新基地建設と改憲攻撃を打ち砕くことを誓い合った。集会後、デモ行進。NAZENも集会・デモを意気高く闘いぬいた。福島診療所建設委員会と動労水戸支援共闘のブースには多くの参加者が訪れた。 豊洲市場使用禁止裁判が開始 9・21東京9月21日、豊洲違法
月刊『労働運動』34頁(0343号18/01)(2018/10/01)


PhotoDocument 2018年9月