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外注化阻止・非正規職撤廃へ! 2・24出向無効確認訴訟に結集を!※証人尋問から大法廷を要求しよう!

月刊『労働運動』34頁(0311号16/01 )(2016/02/01)


外注化阻止・非正規職撤廃へ! 2・24出向無効確認訴訟に結集を!
※証人尋問から大法廷を要求しよう!


 2月24日、動労総連合が外注化粉砕へ闘っている出向命令無効確認訴訟が行われます。
 昨年10月で検修・構内業務の外注化強行と強制出向から丸3年が経過し、「原則3年」とされた出向命令が延長されました。出向命令がはじめからJRに戻すつもりなどない「実質転籍」であったことが明らかになり、外注化の矛盾がさらに暴かれています。また昨年は、外注化によって安全の崩壊がまざまざと示された年でもありました。
 その中で、動労総連合は出向命令無効確認訴訟を通して職場における安全崩壊や偽装請負の実態を次々に突きつけ、JRを追い詰めてきました。そして、証人尋問段階から大法廷での審理を要求し、「一皮むけた裁判闘争」として外注化粉砕闘争の大きな柱と位置づけて闘いぬいています。
 前回の裁判では、出向延長=実質転籍の実態を追及されたJRが「出向延長について反論する」と言わざるをえませんでした。次回裁判では、JR側の反論に対してさらなる追及をたたきつけなくてはなりません。さらに、次々回の審理からは証人尋問に入ることが予想されています。裁判所に大法廷での審理を認めさせるためにも、大結集で裁判所を包囲しましょう。外注化・非正規職化粉砕へむけ、動労総連合とともに闘いぬきましょう。

◆動労総連合の出向無効確認訴訟
○2月24日11時半~  ○東京地裁527号法廷

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編集後記

 2016年は、動労水戸のストライキと韓国民主労総のゼネスト決意大会で幕を開けた。
 戦争と労働法改悪・非正規職化の攻撃が激化している。全国労組交流センター総会を成功させ、2・14~15国鉄集会、16春闘を闘い、組織拡大へ! (S)