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三里塚50周年東京集会を盛大にかちとった!

月刊『労働運動』34頁(0317号15/01 )(2016/08/01)


7・3三里塚50周年東京集会を盛大にかちとった!

 7月3日、すみだ産業会館において「三里塚闘争50周年!これからも闘うぞ―農地を守り、沖縄・福島と結ぶ7・3東京集会」が630名の結集をもって開催された。
 反対同盟は、「1966年7月4日閣議決定から50年。地元住民を無視した暴力的な空港建設に反対し、『農地死守』を不屈に貫いて生き闘って勝利した50年です」と高らかにアピールを発した。
 田中委員長は、三里塚闘争をめぐって動労本部からの分離・独立。その後、ジェット闘争で培った力で、国鉄分割・民営化と闘い抜いたこと、「労農連帯の中に安倍政権を倒す力がある」と決意を述べた。
 参院選後の改憲情勢の中で、労働者と農民の闘いは歴史的な正念場を迎えた。青年部時代の熱き心で、初心忘れず、反合・運転保安闘争を甦らせ、エルダー、外注化、組織拡大で第2の分割・民営化攻撃を打ち破ろう!市東さんの農地を守り抜こう!
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 1977年1月動労千葉は三里塚ージェット闘争取組を決定。12月ジェット燃料輸送阻止100日間闘争に突入。翌年78年1月~2月第二波強力順法闘争。2月7日12時間スト、3月1日スト。79年秋、結成間もない動労千葉は、本部革マルとの激しい組織攻防戦のただなかで。ジェット燃料輸送阻止2波にわたるストに決起した。
 81年3月ジェット燃料貨車輸送の期限切れの3月1日。動労千葉は2日から燃料列車の指名スト。5日全線で特急、急行を対象にした指名スト、6日総武快速、総武緩行線をはじめ、千葉ー東京地域の電車をブッ止める全乗務員の全面ストが打ち抜かれた。このストで4名が解雇された。
(日刊動労千葉No.8134転載)

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編集後記

7月参院選闘争を通して、東京の労働組合が選挙すらできなくなっている実態も見えてきた。そして、国鉄闘争の前進がどれだけ労働者、労働組合に展望を与えているのかも実感できた。階級的労働運動を作り出し、11月集会を成功させよう!(S)