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署名を受け取れ 10・14JR東本社前抗議行動「新署名22851筆」

月刊『労働運動』34頁(0320号03/02)(2016/11/01)


署名を受け取れ!団交を開催しろ! 10・14JR東日本本社前抗議行動
「解雇撤回・JR復帰」新署名 2万2821筆(10月17日現在)


 JR東日本本社は「解雇撤回・JR復帰」を求める署名の提出について、「裁判の当事者ではない」といって受け取りを拒否してきた。
 しかし、われわれは「不採用基準」の策定と適用そのものが不当労働行為であったことを最高裁に認めさせ、その作成を指示したのがJR設立委員長であったことまで暴いた。不当労働行為の責任がJRにあることが完全に明らかになったのだ。「当事者ではない」などというペテンはもう通用しない。
 われわれは、10月14日、JR東日本本社の署名受取拒否に対する抗議行動を行った。抗議行動には、争議団の中村執行委員、各支部組合員を先頭に、動労総連合や支援の仲間が結集した。
 抗議行動の冒頭、全国から2万2千筆を超える署名が集まっていることが報告された。その署名を、JR本社は門前払いにしたのだ。怒りのシュプレヒコールで抗議行動が開始された。
 動労千葉からは、川崎書記長、田中委員長が発言し、争議団当該である中村執行委員は「解雇撤回して必ず職場に戻る」と決意を語った。
 支援する会の山本事務局長、動労神奈川の中村委員長、東京西部ユニオン、国鉄闘争全国運動の仲間が次々に怒りのアピールを行った。
 一方で、JRは団交開催について、いまだに「検討中」だと言い続けている。動かしようのない真実の前に、拒否することも出来ず、判断不能に陥っているのだ。
 われわれの闘いはJRを追い詰めている。国鉄闘争への取り組みをさらに強化しよう。10万筆の署名でJRを包囲し、解雇撤回・JR復帰をかちとろう。
 (日刊動労千葉より転載)