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新10万筆署名で最高裁決戦に勝利しよう!2・16北海道集会

月刊『労働運動』30頁(0288号04/02)(2014/03/01)



新10万筆署名で最高裁決戦に勝利しよう!
 

 


2・16北海道集会開催する
 寒風の中、2月16日13時30分より北海道建設会館において、道内30名が結集し「2・16北海道集会」が開催された。
 最初に主催者である自交総連北海道地連堀川委員長、札幌圏連帯労組堀井委員長が集会開催の趣旨を述べた。続いて、国労秋田闘争団の小玉さんより、2013年5月以降の闘いの経過と報告がされた。その中で、都知事選挙で鈴木たつおさんを応援し闘った意義の大きさ、さらにこの間の裁判闘争で明らかになった国労本部の反動性、郡山工場外注化阻止の闘いについて力強い報告がされた。
 さらに、国労旭川闘争団の成田さんが、解雇前、保線マンのベテランとして、「多発しているJR北海道の重大事故の原因は、保線技術の継承がされていないことと安全無視の要員不足にある」と指摘した。さらに、「検査データの改ざんは明らかに上部からの指示であり、23歳の青年労働者に罪をなすりつけるのは誤りである」と指弾した。「保線のプロを職場に復帰させないとJRの事故は無くならない」と断言した。両名の報告は初めて聞く事実を知らされ意義あるものだった。
 集会はさらに、実行委員会より基調報告があり、3名の方より職場・地域からの報告を受け、韓国鉄道労組等からのメッセージを紹介し、集会決議を採択確認した。
 今後の行動として、翌朝、JR苗穂工場前のビラ配布、午後には国交省北海道運輸局鉄道部とJR北海道本社への申し入れ行動が提起された。
 北海道における今後の闘争課題は、闘う労働組合の拠点作りと新10万筆署名活動の継続、6月国鉄運動全国集会への結集であること、さらに9月には今回を倍する北海道集会を開催することを、参加者全体で確認した。