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5・21狭山高裁包囲デモへ!、編集後記、マンガ

月刊『労働運動』34頁(0337号16/01)(2018/04/01)


5・21狭山高裁包囲デモへ!、編集後記、マンガ

5・21狭山高裁包囲デモへ!

岩本正治(部落解放東日本共闘会議事務局長)

5・21東京高裁包囲デモで石川氏の再審・無罪勝ち取ろう!
 加計学園疑獄、森友学園問題でグラグラになった安倍を打ち倒す絶好の時代が来ました。
 部落解放東日本解放共闘会議は、全国水平同盟・杉並支部と共に、 3~4月を闘い、石川氏不当逮捕から55年を迎える(5月23日)今年、"狭山闘争勝利、5・21東京高裁要請行動・大包囲デモで石川氏の再審無罪勝ち取ろう"と決定しました。
 狭山闘争は、再審無罪を勝ちとる新たな段階を迎えています。2016年8月、有罪の三大物証(靴・かばん・万年筆)の万年筆が、下山鑑定によって被害者のものではなかったと科学的に証明されました。高裁寺尾確定判決を完全にくつがえし、第3次再審の扉を押し開ける決定的な局面に突入しています。さらに、今年1月弁護団は「コンピューターによる筆跡鑑定」の新証拠を提出しました。この「福江鑑 が異動し、大阪高裁の後藤真理子裁判官が着任しました。再審・全証拠開示の判断を先送りし、再び裁判長を代える暴挙にでてきたのです。
 狭山闘争は今、安倍=東京高裁を追いつめています。解同本部や弁護団が言う「冤罪・公正裁判要求」では、数々の石川氏無実の証拠があっても狭山闘争は勝利できません。星野闘争と一体で国家権力犯罪として、戦争・改憲を進める安倍との闘いとして闘う以外にありません。
 5・21東京高裁要請行動・大包囲デモへ、とりわけ首都圏の交流センターの仲間の大結集を訴えます。
●狭山要請行動 5月21日(月)13時30分 東京高裁
●東京高裁包囲デモ 5月21日(月)15時 日比谷公園霞門集合

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編集後記

3月25日、改憲・戦争阻止大行進運動で、9月臨時国会での自民党の改憲発議をとめる半年間の決戦が始まった。改憲と一体で、「働き方改革」、JR・JR東労組をめぐる大再編が始まった。すべてが労働組合をめぐる攻防だ。職場闘争で仲間を組織して改憲を止めよう!(A・Y)