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動労総連合強制出向無効確認訴訟第1回、編集後記

月刊『労働運動』34頁(0321号10/01)(2016/12/01)


動労総連合強制出向無効確認訴訟の第1回、編集後記
10・28動労総連合第16回強制出向無効確認訴訟

 動労総連合強制出向無効確認訴訟の第1回証人尋問が10月28日、東京地裁民事第11部(佐々木宗啓裁判長)で行われた。この裁判は、検修・構内業務の外注化により外注先への出向を強いられた動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎の組合員が、JR東日本に対し出向命令の取り消しを求めて起こしたものだ。
 動労総連合と支援は、大法廷を埋める結集でJRを圧倒する構えで裁判に臨んだ。他方、JR側も本社・支社の幹部ら50数人が傍聴席に入り込む異様な態勢をとった。これは、動労総連合の外注化阻止闘争にJRがとことん追い詰められていることを示している。
 裁判では、動労千葉の関道利副委員長と長田敏之執行委員、青年部の渡辺剛史さんが証言に立った。また、会社側が証人に立てたJR千葉支社運輸部運用課の笹本徹課長への尋問が行われた。組合側の各証人に対する反対尋問で、JRの代理人は「事故は個人のミス。業務委託とは関係ない。業務委託のどこが違法か」という質問を繰り返した。銚子駅構内の事故については、「運転士は非常ブレーキを常用ブレーキに変えただけ。ブレーキ自体はかかっていた。安全は確保されていた」と言い出した。労働者の命を命とも思わないその態度に、傍聴席から激しい怒りの声が上がった。また、スト破り要員をJR側で確保するという覚書について、「CTSが要員を確保できない場合、委託業務量を調整することは当然」と言い放った。関副委員長はすかさず「われわれのストライキ権、団交権はどうなるのか」と反論した。JRを追い詰めたこの日の裁判は、11・6集会への弾みになった。次回裁判は12月16日9時30分、東京地裁103号法廷で動労水戸と動労連帯高崎の組合員が証言に立つ。
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編集後記

初めて訪韓して、パククネ退陣の100万人決起闘争に参加した。鉄道労組のストライキを軸とした民主労総のゼネストがパク政権を追い詰め、ついに民衆総決起が実現した!日本でのゼネストにむけた職場闘争が求められている。頑張りましょう。