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甦る労働組合 結成30年!勝負はこれからだ 職場から階級的労働運動を甦らせよう

月刊『労働運動』34頁(0348号01/01)(2019/03/18)


甦る労働組合
結成30年!勝負はこれからだ! 職場から階級的労働運動を甦らせよう!


二本柳 実 (全国労組交流センター副代表、教育労働者部会)

 「ストライキで闘うUTLAをつくりたい」とかねてから語っていたアーリーン・イノウ
エさんたちの念願が実現した。1月14日から22日、アメリカのロサンゼルス統一教組(UTLA、3万2千人)が、「40人を超える学級規模の縮小、教職員の賃上げ、公設民営学校の規制」などを求めて、30年ぶりの歴史的大ストライキに立った。スト集会では6万人をはるかに超える教育労働者、保護者、子どもたちや他労組が一緒に声をあげ、「期待した以上」の大勝利を勝ちとった。
 教労部会と動労千葉国際連帯委員会が送ったスト勝利のお祝いメールに、アーリーンさんは「私たちのストライキは、4年半をかけてつくり上げてきたものです。教育労働者や保護者、生徒たち、それにコミュニティーの人々が、これまでとはすっかり変わった様子でストライキに参加しているのを見て、うれしい喜びでいっぱいでした」と返礼をくれた。100の言語と200の民族がいるといわれるロスの街中が、団結の勝利に満ち溢れているようだ。
 UTLAのストライキは、労働組合で何ができるかを示した。この歴史的大勝利に続いて、
全米に次々とストライキの波が起きている。
 2月2~3日、全国労組交流センター第26回定期全国総会が勝ちとられた。結成30年の節目の全国総会だ。
 「国鉄闘争を結集軸とした労組交流センターの存在なくして今日の我々もない。11月集会も、国際連帯もなかった。よく頑張ってきたとお互い讃え合おう。連合も30年、その生命力は尽きている。新自由主義が崩壊するなかでの改憲・戦争攻撃です。今度こそ逆転し、新しい、階級的労働運動をつくり出そう。勝負はこれからです」(田中康宏代表)という決意にあふれる全国総会となった。
 2019年は「改憲・戦争阻止! 安倍打倒!」の大勝負の年だ。UTLAや韓国ロウソク革命のような闘いを我々ができないわけがない。昨年の東京・特区連、正則学園や図書館司書、
京成バスなど、小さくともあちこちでスト決起が始まっている。全国港湾が2・24沖縄県民投票を射程に2月28日にストを計画している。
 広島の教育労働者は「是正指導」の風圧を職場から食い破り、氏名を公表して「改憲・戦争阻止!声明」運動を全国に呼びかけている。
 職場や地域に満ち満ちている怒りを「改憲・戦争阻止!大行進」運動で束ねる〝1000万の組織化へ〟大胆に踏み出そう。労組交流センターが組織者集団に生まれ変わり、青年たちとつながり、職場から階級的労働運動を甦らせよう。
 私たちが輝く時代がやってきた!